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EF-M 22mm F2使用レビューと作例 | EOS Kiss M/M2用の単焦点レンズをご紹介

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こんにちは。カメラはたくさん持っていますが、プライベートなら小型ミラーレスのEOS kiss Mシリーズが1番使いやすいと思っているカメラマンのちゃんまり(@sugar_mariko)です。

EOS KISS Mで使えるキヤノン純正単焦点レンズには、22mm28mm32mmの3種類があります。

スマホでクッキリきれいな写真が撮れるこの時代に、わざわざミラーレスカメラを購入したあなたなら、カメラに単焦点レンズをつけて使ってみたいですよね?

ちゃんまり
ちゃんまり
レンズ交換式カメラは単焦点レンズと一緒に使うのが楽しいです^^

そしてEOS KISS Mの単焦点レンズ上記3製品は、どれもはずれなしの高品質。初めての単焦点レンズとして、どれを選んでも失敗することはないです。

ただ、どれにしようか迷ってしまうようなら、初めて使う入門用単焦点レンズとしておすすめはEF-M 22mm F2です。

ちゃんまり
ちゃんまり
ファースト単焦点レンズとしてEF-M 22mm F2はベストチョイス!
EF-M 22mm F2単焦点レンズEF-M 22mm F2単焦点レンズ

なにしろ3つの単焦点レンズ中、一番リーズナブルなのがEF-M 22mm F2なんです。なんと2万円ちょいで手に入りますw

EOS KISS Mを持っているのに、EF-M 22mm F2を使ったことがなかったら、カメラ人生損してますよ!それぐらい、めっちゃお得で楽しいレンズです。

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EF-M 22mm F2レンズのメリット

それでは、EF-M 22mm F2レンズの持つ魅力をご紹介しましょう。

小さくて軽いから撮影機会が増える

軽くて持ち出しやすい単焦点レンズなので「単焦点で写真を撮ることに慣れる」のに超適しています。どこに持っていくにも負担にならない軽さと小ささなんです。

写真は枚数多く撮った方が絶対上手になります。撮影した量は裏切りません。量を稼ぐために効果があるのは撮影頻度を増やすこと!そのためには持ち出しやすくて扱いやすい軽い機材が一番です。

明るくてボケやすいF値2.0

EF-M 22mm F2単焦点レンズ作例EF-M 22mm F2単焦点レンズ作例

F値というのはレンズの絞りの数値の単位で、数値が小さければ小さいほどレンズががばっと開いて光をたくさん取り込んで明るい写真、大きくボケた写真が撮れます。(F値について詳しくはこちらの記事をどうぞ)

EF-M 22mm F2は2.0という単位までF値を小さくできるのですが、これは世の中に存在するレンズの中でもかなり小さい値です。

私が知る限りで最もF値が小さかったレンズは1.2ですが、F値2.0はF値1.2より2段階暗いだけの相当明るいレンズです。

明るいのでふわっと大きなボケを作ることができます。また暗い場所やシャッタースピードを早くしたい時にマックスF値の2.0まで絞りを開いて対応することもできます。

カメラを買う理由の一つに

「ふわ〜っとボケてる写真が撮りたい」

という願望ありませんか?

ちゃんまり
ちゃんまり
私はありました!ボケ写真が超撮りたかった!

大きなボケを作りたいというその一念で、最初に買ったレンズは100ミリマクロレンズ。いかに私が「ボケ」にこだわっていたか‥(マクロレンズは、ぼかしを作りやすいレンズです。)

そんなボケ好きの私も、EF-M 22mm F2の作るボケには大満足。

めっちゃ寄れる

EF-M 22mm F2単焦点レンズEF-M 22mm F2単焦点レンズ

最短撮影距離が0.15m=15cmと、とても短く、ぐっと近寄ってもピントを合せられる使いやすいレンズです。

最短撮影距離が長いレンズは、被写体に近づいた時にピントが合いません。

人間、興味のあるもの、大事なものには近づく傾向があるので、好きなのに近づけないとストレスがたまります。

その点、EF-M 22mm F2レンズはぐいぐい近づいてもピントを合せられるの気持ちいいです。

むしろガンガン寄れるので、近づき過ぎに注意した方がよいかもしれません。

あまりにも近づきすぎると客観性の全くない写真となってしまうからです。

主役と背景のちょうといいバランスをさぐりながら構図を調整する練習に、EF-M 22mm F2レンズはぴったりです。

単焦点レンズの魅力は、被写体に近寄ったり、遠ざかったりして背景の範囲をコントロールする技術が、自然に身につけられるところと言えるかもしれません。

撮影アングルに変化を持たせられる

EF-M 22mm F2単焦点レンズ作例EF-M 22mm F2単焦点レンズ作例

本体カメラとなるEOS MシリーズはAPS-Cセンサーサイズのミラーレスカメラとしてはかなり小さくてコンパクト。

その小さいカメラと小さなEF-M 22mm F2レンズを組み合わせてできあがるのは、ほぼコンデジライクな超コンパクトなミラーレスシステム。

キヤノンはカメラシステムのUIづくりがめっちゃうまく、
「手でつかむ」「てざわり」の快感設計が秀逸です。

女性が小さい手で片手だけでつかむように持っても手に馴染み、使い勝手が抜群にいいです。

重量が軽くて小さいので、片手だけで

「めっちゃローアングル」
「めっちゃハイアングル」
「ノーファインダーで机の下から机の奥を撮影する」

みたいな撮影もできちゃいます。

撮影のバリエーションが増やせます

めっちゃ安い

なんと新品でも2万円ちょっとで買えます!ありがたや、ありがたや。スマホでいい写真が撮れるようになったと言いましても、いい写真が撮れるスマホはお値段もぐっと高価格です。

10万円超えの最新のスマートフォンの値段を見た後にEF-M 22mm F2の価格を確認するとむちゃくちゃ安く感じます。

ほんとにこんなに安く買える明るいレンズって、唯一つの例外レンズをのぞいて、世の中にこのレンズだけです。

例外レンズもまたキヤノンのレンズなんですが‥

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EF-M 22mm F2レンズのデメリット

デメリットと言えるものはほとんどないな‥と思っていたのですが、思いおこすとありました。

手ぶれ補正がついていない

EF-M 22mm F2レンズには手ぶれ補正機構がついていませんでした。 EF-Mシリーズはボディ側にも手ぶれ補正機能を持っていません。ということは、撮影者が自分の技量で手ぶれを防がなくてはいけません。

ちょっとやっかい?

確かにブレやすいシチュエーションでは、カメラの構え方に気をつけて丁寧に撮る必要があります。

しかし、手ぶれ補正機構がついていない分、レンズは軽く小さくなりました。

もし手ぶれ補正が搭載されていたなら、もう少しレンズは大きくなっていたと思いますし、もうちょっと重くなっていたでしょう

開発者は、軽さとコンパクトさを追求するために手ぶれ補正は搭載しないという選択をしたのだと思います。

EF-M 22mm F2 レンズおすすめ使用シーン

EF-M 22mm F2単焦点レンズ作例EF-M 22mm F2単焦点レンズ作例

EF-M 22mm F2は軽くて小さいレンズなので、日常使いにぴったりです。価格も安いので緊張せずに気軽に使えます。

お散歩フォト

散歩に行く時、ゴミを出しに行く時、買い物に行く時にも、EF-M 22mm F2レンズをつけたカメラを一緒に持ち出しましょう。

普段の道にも通勤中にも、ふっと視線を向けたくなる場面があるはずです。少なくとも私にはあります。その時カメラがあれば記録しておけます。

そんな写真を後でつなぎ合わせると自分のテーマが見えてきます。

旅写真、街スナップ

EF-M 22mm F2は、フルサイズ換算35mmのやや広角の画角です。
やや広めの範囲が写ります。

現場の状況を説明したい旅の写真街の空気を含めたい街スナップにはぴったりです。

作品撮り

落ち着いて作り込みたい作品撮りにもおすすめします。

主役以外を大きくボカした写真、全体にピントが合ったパンフォーカス写真のどちらも撮れるレンズです。

被写界深度のバリエーションが大きいので、作者の撮影意図を反映させやすく、作品撮りにも耐える画質です。

私はEF-M 22mm F2を使って撮影した作品で、キヤノンギャラリーでの写真展に出品しました。

A2と大きなサイズにもきれいな画質でプリントできます。

ブログ

EF-M 22 F2 作例EF-M 22 F2 作例

食レポ、商品レビューなど、ブログ用の写真撮影にも使いやすいレンズです。パンや料理、食材の撮影にはぴったりです。

EF-M 22mm F2レンズの基本スペック

スペック 数値
レンズ種類 単焦点レンズ
重量 105g
長さ 23.7mm
焦点距離 22mm
最短撮影距離 0.15m
開放F値 F2
フィルター径 43mm
絞り羽根枚数 7枚
手ブレ補正 なし
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EF-M 22mm F2レンズと合せて使いたいおすすめアクセサリー

出番多く、長く、傷めずに使うためにはレンズを保護するアクセサリーを装着した上で使うことをおすすめします。

レンズフード

EF-M 22mm F2 ラバーフードEF-M 22mm F2とラバーフード

EF-M 22mm F2はレンズフード別売です。
フードがなくても写真は撮れますが、フードはつけたほうがいいです。フードをつけた方がいい理由をこの記事で解説しています。

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簡単に説明すると、レンズ保護と、光コントロールになります。

レンズフードはキヤノン純正でされていますが、別売なので、別に純正にこだわらなくても良いのです。

フィルター径があっていれば別メーカー、アクセサリーメーカー製のフードも使えます。

わたしのおすすめはラバーフードです。
UNというメーカーのラバーフードが使いやすくて愛用しています。

ラバーフードの利点は使わない時ぎゅっと折り込めること。また、平面にピッタリと密着するので、写り込みを入れたくない時に便利です。

例えば水族館や、ガラス越しに夜景を撮影するときなど。大活躍します。

フィルター径43mmがEF-M 22mm F2のサイズです。

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保護フィルター

保護フィルターいらない派の人もいますが‥私は保護フィルター絶対いる派です。

保護フィルターをつけずにレンズを持ち出してフィールドに繰り出すなんて‥タンクトップに半ズボンで虫よけもつけずに代々木公園のヤブの中に突っ込んで行ってヤブ蚊の餌食となってメッタ刺しにされるようなものです!

無防備さをヤブ蚊に対する無力な状態に例えてみましたが‥保護フィルターは、レンズを衝撃などの外的刺激から守るのに、低コストなリスク対策です。

値段もそんなに高いものではありません。

保護フィルターの重要性についてはこの記事にまとめています。

初心者がレンズに保護フィルターをつけるべき3つの理由とおすすめフィルターカメラを買ってレンズも買った後、レンズはそのままで使っていますか? レンズ、そのまま裸で使っていませんか?大丈夫ですか?大事なレンズに...

安全に使うための保険に、保護フィルターをレンズと同時購入していつも付けておくのが賢い使い方だと思います。

まとめ

EF-M 22mm F2レンズについて、熱く語ってしまいました。キヤノンさんは本当に売り方が上手で、入門者向けに、入手しやすい高画質低価格のレンズを準備しているんですよね。

入門者の時点でこういう優秀なレンズとの出会いがあり、その経験が呼び水となって、より高解像高性能のレンズが必要になる場面でそのままハイスペックな自社製品に買い替えあるいは買い増ししてもらえるよう、入念にマーケティング設計をしているんじゃないかと思います。

とはいえEF-M 22mm F2レンズが安くて高画質なレンズであることは間違いないので、まず買って後悔することはないでしょう

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