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EOS Kiss M用マクロレンズ EF-M 28mm使用レビュー【料理・商品撮影】におすすめ

飲食店で料理の写真を撮ることって、よくあります。
だいたいスマホでの撮影が多いですが、テーブルの上の料理をスマホで撮るのって結構難しい。

私はいつも苦労していました。

でもEOS Kiss M用のマクロレンズ EF-M 28mmを買って料理を撮ってみたら、超〜撮りやすくて、そんな悩みが解消しました。

EF-M 28mmマクロは料理が撮りやすい画角

CANON EF-M Macro 28mmレンズ

結論からお伝えしますと
EF-M 28mmマクロレンズで撮影する写真の画角は料理写真にぴったりなんです。

画角というのは、写真に撮った時に写る範囲のことです。
レンズの焦点距離によって、写る範囲が広いもの、狭いもの、があります。

焦点距離が短い広角レンズは映る範囲が広く、画角が広い。
焦点距離が長い望遠レンズは写る範囲が狭く、画角が狭い。

表にまとめると

広角レンズ
(11mm〜35mm)
望遠レンズ
(70mm〜400mm)
焦点距離 短い 長い
写る範囲 広い 狭い
画角 広い 狭い

 

28mmというのは、どちらかというと映る範囲が広い、広角レンズです。

ですが!
実際にEF-M 28mmマクロで撮影すると、45mmくらいのレンズの画角で撮れます。

何で?28mm?45mm?何だそれ?って思われましたか?

その理由は、次の次の段落で説明しますので、詳しく知りたい方は読んでみて下さい!そんなのどうでもいい人は、そこは飛ばしても良いです!

とにかく、まず、なぜ45mmだと撮りやすいのか?の説明をします。

45mmの画角で料理が撮りやすい理由

45mmの画角ってどういうことか?

えー、大体、50mmが人間の目で実際に見えている範囲と同じくらいの広さと言われています。
ということは、それよりほんのちょっとだけ広い範囲が映る、ということですね。

これが実際に、お料理を撮ってみた画像です。

EF-M Maro 28mmで撮影した料理画像

うーん、ちょうど良い!
料理自体と、料理の背景の余白のバランスがちょうど良い。

これがスマホで撮ると、背景が多すぎちゃったりしませんか?
余計な背景まで写りすぎちゃったりしませんか?

スマホで撮った写真
この写真はスマホで撮影した料理の写真です。
すごく美味しそう!に撮れているのですが、主役のイクラがけポテトサラダの周りに、他のお皿とか、モバイルバッテリーとか、人の手とか、写らなくてもいいものが、いろいろ写ってしまっています。

実はスマホのカメラの画角は、だいたい28mmくらいと言われています。
そう、どちらかというと広角の画角。
なので、写る範囲が広いのです。

そのような道具で料理を撮るのは大変ですよ。
まあ背景を工夫して、あえていろいろなものを写り込ませる演出を楽しめる、テーブルコーディネートの達人でしたら、広い範囲が写る方がいいのかもしれません。

しかしそのようなスキルが無い場合、手っ取り早く料理単体を見せたい時には、この45mm程度の画角が使いやすいです。

写真の画角を決めるセンサーサイズとレンズの関係

(「仕組みの説明とかいらねえよ!」という方は、飛ばして、次の項目に行っちゃっていいですよ〜!)
EF-Mレンズはキヤノンのレンズ規格ですが、キヤノンのカメラのうち「APS-C」サイズの「センサー」を使ったミラーレスカメラと組み合わせて使います。

デジタルカメラで最も重要な部品の「センサー」には大きさがいくつかあります。
その中の「APS-C」という、中くらいのサイズ用レンズがEF-Mレンズです。

APS-Cよりひとまわり大きいセンサーに「フルサイズ」があります。

カメラやレンズの機能・スペックを説明する数字は、この「フルサイズ」センサーを基準に書かれています。

フルサイズと、APS-Cのセンサーサイズの違いが、レンズや画角とどう関わってくるのか?

センサーの大きさが変わると、同じレンズを使っても、画角が変わるのです。

APS-Cサイズのカメラで撮ると、フルサイズ向けのスペックで書かれているレンズの焦点距離からイメージする画角より、狭い範囲が写るようになります。

センサーが小さいカメラを使うと、同じレンズを使っても、写る範囲が狭くなります。
その理由を、ざっくり図にしてみました。

APS-Cとフルサイズセンサーの画角の違いのしくみ

センサーサイズが小さくなると、角度は狭くなります。
センサーサイズが大きいと、角度は広くなります。

さて、どのくらい変わるのか?

フルサイズ用に1.6をかけたものが、APS-Cで撮った時の数値になります。

28mm✕1.6≒45mm

センサーの大きさが違うカメラで使うレンズを使う時は、こっちが自分で計算してあげないと、正確な画角のイメージが掴めません。

最近は「そうでないカメラ」も結構多く発売されているので、変革した方がいいような気がするんですけども。

とにかく、EF-M 28mmマクロで撮影すると、だいたい45mmくらいの画角で写ります。

EF-M 28mmマクロは料理が撮りやすい最短撮影距離

EF-M 28mmマクロレンズは、通常モードでの最短撮影距離が9.7cmです。

この9.7cmって、センサーを起点とした距離計算です。
センサーはカメラ本体の中にあります。

カメラ本体から、レンズ先端までの長さが大体9.7cm。
ん?ということはレンズから被写体まで、距離ゼロくらいまで寄っちゃっても、ピントが合うということです。

見て下さい。これを。

EF-M Maro 28mmで接写撮影しているところEF-M Maro 28mmで接写撮影しているところ

このように被写体にピッタリとレンズをくっつけて撮影しても、ピントが合うんです!

EF-M Maro 28mmで接写撮影しているところEF-M Maro 28mmで接写撮影して合焦しているところ

緑色の四角は、オートフォーカスでピントが合ったことを示すしるし!

EF-M Maro 28mmで接写撮影して撮れた画像

実際に撮れた写真はこんな感じです。

みごとにピントが合っています!

紙の繊維の目までくっきりと…

ここまで寄れるのは本当にすごい!私には、こんなレンズは初めてです。

最短撮影距離の短いレンズの何がいいのか?

「もっと近づいて撮りたいのに、近づくとピントが合わなくなる…」

という、最短撮影距離の長いレンズでの悩みが解決するからなんですね。

レストランなど、座っている場所からテーブルの料理を撮るとなると、そんなに後ろに下がったりしづらいことが多いです。

近づいてもピントの合った写真が撮れるということは、飲食の場での料理撮影をグッと楽にします。

EF-M 28mmマクロは料理が撮りやすい小型・軽量サイズ

EF-M 28mmマクロレンズの重量は約130gです。
これは軽い!
一眼レフのレンズ、500g以下なら
「なにそれ、軽いじゃん!」
って、世界ですからねえ。

めちゃくちゃ軽いです。

何か身近なものと比較すると、まあ例えばiPhone8の小さい方のサイズのものが重量約148gです。

それより軽いですから、持ち運んでもほとんど体の負担にはならない重量ですね。

レンズの長さも7cm以下で短くて小さい。

小型、軽量は有り難いですね〜。

EF-M 28mmマクロは商品撮影がしやすいレンズ

料理撮影にピッタリなのはもちろん、商品の撮影、いわゆる物撮りにもすごく使いやすいレンズです。

小型なので、片手で持ったり、俯瞰に近い位置からほぼ真下にある商品を撮ったり、といった撮影方法もラクラクこなします。

商品撮影の場合、三脚に取り付けて撮影することも多いですが、軽いレンズと軽いカメラですと三脚も小型で軽いものが使えます。
三脚購入の選択肢が広がるし、価格も抑えられてイイコトいっぱいです。

45mmの画角は、広角レンズより被写体の歪みが出にくいので、正確なイメージを伝えたい商品撮影に適しています。

オークション用のレンズ購入検討中の方にも、強くおすすめいたします。

細部まではっきり、くっきり見せたい商品撮影にEF-M 28mmマクロレンズはとても使いやすいレンズです。

EF-M 28mmマクロはスナップにも向いたレンズ

EF-M Macro 28mmレンズで撮影したスナップ写真

料理撮影、商品撮影に相性バツグンの EF-M 28mmマクロですが、実は、街スナップにもすごくいい。

やっぱり、この45mmという画角がスナップにちょうどいい広さなんですよね。

ただ、気持ちのいい画角というのは個人差があるので、誰しもが45mmがしっくり来るとは限りません。

35mmがいいという人もいるし、50mmがいいという人もいます。

でもなぜか私は50mmだと少し狭くて苦しい感じがするんですよね。
そしてまた35mmだと少しだけ広すぎて、空間を持て余すというか。

私には40mmから45mmくらいがなぜかしっくり来ます。

エイジングするとまた変わるかもしれませんが。
使う人の年齢と、気持ちのいいレンズの画角はだいたい同じくらい、などという説も巷にはありますけどね。

EF-M Macro 28mmレンズで撮影したスナップ写真

なんか、ちょうどいいんだな。

EF-M 28mmマクロの少しイマイチな点

スーパーマクロモード

スペックとしては
最短撮影距離9.3cm、最大撮影倍率1.2倍
というけれど、
なんせピントが合わない…(涙
ピントに迷い続けて、最後にギブアップの赤い四角で終わることがほとんど。

なので見たままの大きさ、等倍の1倍で撮影できる通常撮影モードでしか使っていません。

その後、スーパーマクロモードの使い方が判明しました。

スーパーマクロモードは、ピントの合う範囲が非常に狭いのです!
被写体密着から1cmくらいまでの範囲でのみ、ピントが合います。

たった1cm!

この1cm程度の範囲からしか、ピントが合いません。
1cm以上被写体から離してしまうと、もはやピントが合いません。

例えると顕微鏡で撮っているような感覚。
EF-M Macroレンズ スーパーマクロモード撮影写真

これ、スーパーマクロモードで撮影したアボカドです。
実際のアボカドより大きく撮れています。
これがスーパーマクロモード。

いや〜、面白いですね。
また違う方向で、肉眼で見るのとは違う世界が作られます。

すみません、正しい使いみちが判明したら、イマイチな点ではなく、ユニークな点のご紹介となってしまいました。

標準装備のLEDライト

LEDライトが付属ということですが、最初どこについているのか、わかりませんでした。

実は、 EF-M 28mmマクロにはデフォルトでフードがついていて、フードを回してはずすと、LEDが現れるのです。

取扱説明書を読んでもそのことがわからなくて、キヤノンの問い合わせサービスに電話して聞きました(汗
キヤノンの電話サポートの方は優しかったですよ…

そんなこんなで使えるようになったLEDライトですが、どうもいまいち使い所がよくわかりません。
被写体との角度を選ぶようで、今の所あまり恩恵を感じられていません。

EF-M Macro スーパーマクロモード撮影写真

実はこの後、LEDライトはここがスゴい!という経験をしてしまいました。

スーパーマクロモードで寄ったところ、アボカドが暗かったので、LEDライトを点けて撮影してみた画像です。

LEDライトを使うとめっちゃ明るくなって、細かいところがくっきりはっきり、よく見えます。

LEDライトの意味と恩恵がよーくわかりました。

すみません、またしても、撮り方を変えてみたら、イマイチな点ではなく、このレンズの良い点のご紹介となってしまいました。

まとめ

CANON EF-M Macro 28mmレンズ

EF-M 28mm マクロレンズは値段も手頃でサイズも小さく、初心者や、実用本位でカメラを使う人にピッタリですよ。

EF-M 28mm マクロレンズをおすすめしたい人

  • 初めてマクロレンズを買う人
  • 予算をなるべく抑えたい人
  • 重いレンズは使いたくない人

EF-M 28mm EF-M 28mm マクロレンズが料理・商品撮影におすすめな理由

  • 画角がちょうどいい
  • 超近づいて撮れる
  • 軽くて小さい

私も本当に買ってよかったです。

レンズを変えても写真は変わらないと言われたことがありますが、レンズを変えると確実に気分が変わるんです。

それに、優れたレンズは、技術の不足をカバーしてくれます。
効率的に目的に合った写真を撮りたいのであれば、少しだけレンズに投資すると満足度が高いです。

EF-M 28mmマクロと共に使いたいカメラ本体

いまなら、EF-M 28mmマクロと共に使えるカメラがいろいろあります!
値段も下がって来て、お買い得になっています。

別記事にまとめましたので、カメラ本体について知りたい方はこちらの記事も御覧ください。

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