EOS Kiss M

EOS Kiss Mで使えるシグマ単焦点レンズ3本実機レビューと感想!

sigma単焦点レンズレビュー (1)

ビックカメラ有楽町店で、EOS Kiss Mで使えるシグマ単焦点レンズのセミナーが開催されました。

講師は写真家の鹿野貴志先生です。

今回Sigmaが発売したレンズは、キヤノン以外では、初めてのEF-Mマウント専用レンズです。しかも一気に3本同時発売!期待しちゃいますよね。だって、あのクレイジーに画質にこだわるSIGMAからのレンズなんですよ?

ちゃんまり
ちゃんまり
いやー楽しみですね♡

このセミナーでは、終了後に自由にレンズを手にとって使うことができました。使い慣れた自分のカメラで試せるのはありがたいです。手短に何枚か撮影してみたのですが、なかなかヤバいレンズでしたよ。撮れた写真を見るとテンションが上がりましたキヤノン純正M用レンズと重複しないラインナップなのも良いです。

SIGMA EF-Mマウント用の単焦点レンズ

 

純正のレンズを一通り揃えた方にとっては、新たなレンズの導入は気分を変えるのでおすすめです。刺激になります。もしシグマのレンズを使ったことがなければぜひ使ってみて欲しいです。レンズによって撮れる写真の色も違います。SIGMAの単焦点レンズのズームレンズとは一味違う写り方にきっと驚くはず!。

今回発売されたレンズは56mm、30mm、16mmの3本。どれも好感触な素晴らしいレンズで、できれば3本とも揃えたいところです。値段もそれほど高くないです。

では早速セミナーを聞いた感想と、レンズを触って撮影したインプレッション(感想)をお伝えします。

EF-M用 SIGMA 56mmレンズの感想

SIGMA 56mm F1.4 DC DN 単焦点レンズの感想です。

ここで少しだけレンズの焦点距離の話をさせてください。
お急ぎの方は56mmレンズ撮影例までお飛びください。

ちゃんまり
ちゃんまり
すみません!レンズの説明をするのに大事なことなので、少しだけ我慢してくださいね

焦点距離『56mm』のレンズは、EOS Kiss Mにつけて使うと1.6倍望遠となり『90mm』の中望遠画角のレンズとなります。

オバケちゃん
オバケちゃん
56mmが90mm⁉1.6倍?なんで⁉

1.6倍望遠になるのは、EOS Kiss Mが、フルサイズより小さい「APSCセンサー」搭載のカメラだからです。センサーが小さいと記録する範囲が狭くなります。範囲が狭くなるとはどういうことでしょうか?範囲が狭くなる操作がもう一つあります。はいそうです、望遠レンズで撮ることです。望遠レンズで撮影した場合も、写る範囲は狭くなります。

ところで、APSCとフルサイズの差は1.6あります。何が1.6かというと、センサーの1辺の長さの差です。短編どうしで比べると1.6倍。長編どうしで比べると1.6倍。対角線の長さを計算して比べると1.6倍。

ちゃんまり
ちゃんまり
ひさしぶりに数学の勉強を思い出して計算してみました

56✕1.6倍=89.6≒約90

という理屈で、56mmレンズをAPSCカメラEOS Kiss Mで使うと、1.6倍望遠の90mmの画角の写真が撮れます。

APS-Cセンサーで1.6倍になる仕組みの詳しい解説はメーカーのページでも確認できます。
https://ptl.imagegateway.net/contents/original/glossary/APS-C.html

よろしかったらこちらもご参考にどうぞ。

SIGMA 56mm F1.4 DC DN 単焦点レンズは、90mm相当の望遠で、最小絞りがF1.4のレンズです。

絞りは小さくなればなるほど、大きなボケが作れます。また広角より望遠になればなるほどボケは大きくなります。

90mmでF1.4となると、相当大きなボケが作れそうです。

ちゃんまり
ちゃんまり
大きなボケが嬉しい被写体‥イルミネーションの撮影や、人物ポートレートにも活躍しそう〜
試用したレンズで撮影した画像がこちらです。
SIGMA EF-Mマウント用の56mm単焦点レンズ作例

 

クリスマス電飾の光を玉ボケにしたかったので、その部分のピントをはずしてボケにしています。ボケはふわっとしていてきれいです。発色も鮮やかです。ピントが合っている部分はシグマらしくシャープです。

良いですね。欲しい‥狭めに切り取って作品作りしたい時には活躍してくれるでしょう。暗い場所、暗い時間でも間違いなく使いやすい。暗くてもピント合わせ速いです。いいレンズでした。

画角90mmで絞りがF2.8のマクロレンズは、キヤノン純正のフルサイズラインナップにもありますが、このSIGMA 56mm F1.4 DC DNレンズはそれより1段明るいです。魅力的なスペック!そして最高なのはそのサイズと重さです。重量を比較してみましょう。

【レンズの重量差】
・100 Macro  :625g
・SIGMA 56mm: 280g

明らかに軽い!その差2倍以上。

さらにカメラ本体の重量差も見てみると↓

【カメラ本体の重量差】
・EOS 5D Mark IV :800g
・EOS Kiss M : 354g

本体とレンズを合せた時の重量↓

【本体とレンズを合せた時の重量】
・EOS 5D Mark IV + 100 Macro :1,425g
・EOS Kiss M + SIGMA 56mm : 634g

カメラとレンズを合せてもやっぱりKissとSIGMAレンズの組み合わせは軽いですね。いつでも気軽に持ち出せそうです。

はい、では次行ってみましょう。

EF-M用 SIGMA 30mmの感想

SIGMA 30mm F1.4 DC DNのレンズは、APS-Cセンサー搭載のEOS Kiss Mカメラでは1.6倍望遠となり、約48mm画角の標準レンズになります

標準レンズは人間の視野とほぼ同じ範囲を切り取りますので、一番使いやすい画角と言われています。目で見たのと同じ画角なので、仕上がりがイメージしやすいということです。

さて使いやすい標準画角のレンズは、どんな絵を作り出してくれるのでしょうか?2点の作例をご覧ください。まず1枚。

SIGMA EF-Mマウント用の30mm単焦点レンズ

 

次の1枚。

SIGMA EF-Mマウント用の30mm単焦点レンズ

一見謎の写真なのですが、ビックカメラ店内展示棚の隙間にカメラを突っ込んで撮影した画像です。なぜこんな写真を撮ったかというと‥暗い悪条件での撮影体験がどんなものかテストしてみたかったんですよ。結果としてこのような画像が撮れているわけのですが‥なかなかいいですね!なんだか思わせぶりに撮れてますね!(←自画自賛)

このような暗くて撮りづらいシチュエーションでもピント合せは速かったです。ボケたところのボケもきれいです。ピント面と非ピント面のコントラストが高いのもシグマっぽいですね。

SIGMA 30mm F1.4 DC DNレンズで人物も撮影させてもらいました。ふわっとやわらかい絵になります。

SIGMASIGMA30mm F1.4 DC DNのレンズ作例

いいですねー。開放時のボケいいですね。ビックカメラの店内なのに、こんなにふわふわですよ。ビックカメラに行ったことがある方はわかるかと思うのですが、店内には商品ラベルや価格表示の文字が溢れています。でもあらゆる文字が全部キレイにボケて、手前の鹿野先生を引き立ててます。

絞りF1.4の解放にしても合焦が速いのもめっちゃありがたいです。

では最後に16mmの感想に行ってみましょう。

EF-M用 SIGMA 16mmの感想

SIGMA 16mm F1.4 DC DNのレンズは、APS-Cセンサー搭載のEOS Kiss Mカメラでは1.6倍望遠となり、約25mm画角の広角レンズになります。

焦点距離25mmで最小絞り値F1.4の単焦点レンズ‥なかなかのとんがったスペックですね‥ニーズはそれほど多くないかもしれません。どんな場面で使うべきかイメージがわかない方も多いかもしれないですね。

広角レンズが威力を発揮するシチュエーションは『狭い場所です。例えば電車の車内、狭小商店、職人の工房など。大量の道具や設備があふれる現場は、おそらく照明も暗いことが予想されます。ごちゃごちゃした感じを出さず、ある程度広い範囲まで撮影するには、F値の小さい広角の単焦点レンズが活躍するだろうと、ずっと狙いを定めていました。その狙いにSIGMA 16mm F1.4 DC DNのレンズはピッタリはまります。

↓下が絞りF1.4にして奥にピントを合せて手前をボカした絵です。

EF-M用SIGMA 16mm F1.4 DC DNのレンズ作例SIGMA 16mm F1.4 DC DNのレンズ作例

 

↓下は絞り解放F1.4で手前にピントをあわせた絵です。店内の商品説明文字は大きなものは判読できちゃいました。F1.4とは言え、広角ですとあまりボケないです。

EF-M用SIGMA 16mm F1.4 DC DNのレンズ作例

 

前ボケにすればもう少し大きなボケが作れるはずです。広角ズームレンズのような強いゆがみがなく、使いやすそうに感じました。

広角単焦点は使い方が難しいですが、はまれば面白い絵が撮れます。1本あればぐんと撮影バリエーションが増えるでしょう。

SIGMAレンズのデメリット

シグマのレンズは、抜群の画質の良さで、多くのカメラマニアに支持されています。一度使うと虜となり、ずぶずぶとレンズ沼にハマっていく人を多数見てきました。
(レンズ沼=レンズをエンドレスで次々に買い続けずにはいられなくなる病)

画質は良いのですがSIGMAレンズのデメリットは大きくて重いこと。シグマのレンズを使う人は、シャープで美しい画質と引き換えに大きくて重いことを覚悟して使っています。

しかし今回ご紹介したEOSのMマウント用レンズは、シグマとしては驚きの小ささ、軽さです。小型化と軽量化を実現しており、カメラ本体が軽いEOS KiSS M用にぴったりの軽快な組み合わせとなるでしょう。

小さくて軽いのに画質はやっぱりシグマで、とてもシャープで美しいです。特筆すべき点として、3本のレンズ全ての合焦スピードがとても速いことを強調しておきたいです。さすがは新しいレンズ、さすがはSIGMAです。

SIGMAレンズとキヤノン純正おすすめの組み合わせ

ちょっとした写真散歩に30mm標準単焦点をメインレンズとして持ち出し、押さえのズームに純正18-150みたいな使い方がいいんじゃないでしょうか。

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あるいは、56mmで世界を狭く切り取り、合せて純正の11-22ズームで全く違う世界観の広角の世界も捉えておく‥なんていうのも面白いと思います。

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