EOS Kiss M/M2につけられるSIGMA(シグマ)のEF-Mマウン56mmレンズを買いました。
これが、想像以上にいいレンズで‥。EOS Kiss MやM2、M5・M6などキヤノンのEF−Mマウントを使ってる人にすすめたくてたまらない!
お手頃なSIGMAのこのレンズとKiss M2があれば、一眼レフじゃなくてもめっちゃいい写真が撮れます。パソコンに撮影画像を取り込んで、大きな画面で確認するのが楽しみでたまらなくなりましたよ。
シグマのEF-Mマウント用56mmレンズなら、自分の写真に満足できること間違いなし!
そんなわけで、このところ、EOS Kiss M2しか持ち出さなくなっています。
本当に一度は使ってみて欲しいので、私が感じているシグマ 56mm F1.4レンズの魅力とよい点をご紹介しますね。
ちなみに‥EOS Kiss M/M2用のシグマレンズは下記の3種類販売されています。
・シグマ 56mm F1.4 Contemporaryレンズ(Canon EF-Mマウント)
・シグマ 30mm F1.4 Contemporaryレンズ(Canon EF-Mマウント)
・シグマ 16mm F1.4Contemporaryレンズ(Canon EF-Mマウント)
私は全品コンプリート購入しました。最初に買った56mmがとても良かったからです。
EOS Kiss M/M2は、初心者でも使いやすい身近なカメラです。しかしこのシグマのレンズを使えば、初心者でも、高級カメラを使うプロやベテランと遜色ない上質な作品が作れます。
シグマ 56mm F1.4 レンズを買ってよかったこと4選
ではEF-M用のシグマ 56mm F1.4 DC DNを実際に使って特によかった点をご紹介します。
よい点1 さすがはシグマの高画質
買う前から期待してはいたんですが、使ってみてもやっぱり期待どおりの高画質でした。
下の写真が、シグマ 56mm F1.4 レンズで撮影した、逆光を浴びてキラキラしている桜です。
可憐な桜の花も、このくらい大きく切り取れます。
我ながらいい写真が撮れました♡
逆光でもこの通り、画質が乱れていません。信頼性の高いレンズです。
光のキャッチっぷりも美しいですね。こういうのが撮れたらまあ撮れ高はOKでしょう。満足できた撮影日として1日を終えられます。
よい点2 ボケが大きい
絞りを開放にした時のボケがすごく大きいです。
シグマ 56mm F1.4レンズは、焦点距離が56mm。これはキヤノン純正のレンズラインナップには類似品が存在しないレンズタイプです。
56mmは、センサーサイズがAPSCのEOS Kiss M/M2と組み合わせると、焦点距離約90mm中望遠のレンズになります。
・焦点距離90mm(中望遠)
・絞りF1.4
中望遠✕絞り開放F1.4の、ボケを作る力はすごい。今まで持っていたレンズでは味わえなかった、異次元の表現感覚です。
↓下の写真はF1.6での撮影です。
よい点3 自撮りポートレートにぴったり
これはまったく予想外の使いみちだったのですが、シグマ 56mm F1.4レンズは自分で自分のポートレートを撮るのに、この上なく使いやすいレンズでした!
落ち着いて考えれば、90mmはポートレート撮影によく使われる焦点距離です。
このくらいの焦点距離で撮ると、被写体のゆがみが出にくいですからね。変な遠近感によるクセが出ず、背景をうまくボカせます。人物を立体的に浮き上がらせて撮影するのにもってこいのレンズです。
しかも、シグマ 56mm F1.4レンズは次の特長も持っています。
・望遠としてはかなり軽い
・望遠としてはかなり小さい
三脚を使うときも、軽量コンパクトなタイプで良いわけです。
自撮りポートレートは三脚必須だから、小さくて軽いタイプで済むのはめっちゃ助かる!
こんな感じのトラベル三脚で充分安全に支えられます。
もちろん、シグマ 56mm F1.4は自撮り以外のポートレートにも使えます。活用できる場面はとても広いです。
よい点4 手ブレしない
シグマ 56mm F1.4は手ブレしづらいです。手ブレ補正機構は備えていないのですが‥F1.4と明るいレンズだからでしょう。
下記のショットは、夕方6 時頃にシャッタースピード1/20秒で撮ったものです。電車のブレ感を出したかったので遅めのシャッタースピードにしました。狙い通り電車の動きを出せましたし、止まっている自動車は全然ぶれていないです。
頼もしいですねー。
よい点5 デザインがカッコいい
撮れる写真の内容とは関係ないのですが…レンズのデザインと素材がカッコいいです。
筐体に金属が使われていて高級感があります。無駄がなくシンプルなデザインで洗練された美しさ。
純正のレンズより高そうに見えます‥
あ、そうそう、純正レンズとは構成が異なりまして、レンズを買うと標準でレンズフードが同梱されています。レンズフードを別途買わなくてもいいんです。レンズの価格にフードが含まれています。シグマさん良心的です。
シグマ 56mm F1.4のスペック
以下はシグマ 56mm F1.4 DC DNレンズ[CANON EF-M用]の基本スペックです。
シグマ 56mm F1.4スペック
スペック | 数値 |
---|---|
レンズ種類 | 単焦点レンズ |
重量 | 280 g |
長さ | 66.5×59.5 mm |
焦点距離 | 56 mm |
最短撮影距離 | 0.5 m |
開放F値 | F1.4 |
フィルター径 | 55mm |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
手ブレ補正 | なし |
こんな人にはおすすめしない!シグマ 56mm F1.4 レンズのデメリット
さて、どんな商品にも、見方によっては欠点があります。見る人によっては欠点になるであろうシグマ 56mm F1.4 レンズのデメリットを挙げていきます。
デメリット1 これ1本では全ての場面は押さえられない
シグマ 56mm F1.4 レンズの実質的な焦点距離は90mm。画角は狭めで、広い範囲は取り込めません。集合写真には向かないです。
デメリット2 焦点距離が一定
シグマ 56mm F1.4 レンズは単焦点レンズ。焦点距離は一定です。被写体の大きさや背景の見え方に変化をつけたいなら、自分が動いて絵を作らねばなりません。そのため自分が動けない状況では、思い通りに撮れないデメリットがあります。
デメリット3 レンズの長さは短くない
ご覧の通り、シグマ 56mm F1.4 レンズは短いとは言えません。(とはいえ中望遠レンズとしては軽くて短くて小さい)
シグマ ef-mレンズ56mmで撮れる写真作例
それでは最後に、Sigma 56mm F1.4 DC DN Contemporary レンズで、私ちゃんまりが撮影した作例をご紹介します。
ふわりとボケる花スナップ
ボケが大きくて気持ちいいです!思った以上にボケるので、絞り値の調節、ISO感度の調節が必須です。
圧縮効果を使ったフラットな風景スナップ写真
スナップ写真で遠近感を出さずフラットな表現にしたいとき、活躍します。
高クオリティな自撮りポートレート
自撮りされている人物は置いておいて(笑)、ポートレートとしては高い品質の作品に仕上がります。
小さくて軽くて扱いやすいのに、本当にキレイに撮れてありがたい限り。
Sigma 56mm F1.4 DC DN Contemporary レンズを使う上でのわずかな注意点は、「自分が思ってるより明るく撮れる」ことですかね〜。
まとめ
Sigma 56mm F1.4 DC DN Contemporary レンズを使って、感じたことを記事にしました。
ちなみに、私がレンズと一緒に使用しているカメラ本体はEOS Kiss M2です。
あらためて、シグマ56mm F!.4レンズのメリットとデメリットを振り返りましょう。
まずはメリット。
1.高画質
2.ボケが大きい
3.いいポートレートが撮れる
4.手ブレしない
5.デザインがカッコいい
次にデメリット。
1.全ての場面はカバーできない
2.焦点距離が一定
3.そこそこ長さがある
4.キヤノン純正ではない
メリットとデメリットを踏まえますと、Sigma 56mm F1.4 DC DN Contemporary レンズは、以下の方に特におすすめです。
・カメラ・レンズを軽いシステムにしたい人
・軽い機材でも画質にはこだわりたい人
・純正レンズの種類が少なくて不満な人
・純正の望遠レンズの画質に不満な人
最近プライベートでは一眼レフを使うことがほぼありません。(重いから‥)軽くて使いやすい、EOS Kiss M2での撮影がほとんどです。
Sigma 56mm F1.4 DC DN Contemporary レンズの価格変動を発売からずっとウォッチしてましたが、動きが非常に少ないです。だから買う時期は選ばなくてよいと思います。
買った後に値下がりすると悔しいですが、その心配は少なそう。欲しい!と思ったらすぐ買っていいかと。購入後に悔しい思いをする可能性は、低そうです。
Sigma 56mm F1.4 DC DN Contemporary レンズにおすすめの保護フィルター
Sigma 56mm F1.4 DC DN Contemporary レンズにおすすめのレンズ清掃グッズ
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