こんにちは!ちゃんまりです。
「平日は仕事だよ!」という写真好きの方なら、次の週末はどこに撮りに行こうか、ああだこうだと業務中にもあれこれ構想を練っているのではないかと思います。
ところが。
いざ撮影日当日になってみると、天気は雨…!なんてこと、ありませんか?
せっかくの撮影計画、せっかくの休日、雨という理由だけで、実行を中止にするのはもったいないです!
なぜなら雨の日こそ、魅力的で素敵な趣のある写真が撮れるチャンスいっぱいの日だから。
雨の日に撮影がおっくうになる理由はいくつかありますが、適切な雨対策グッズを投入することで、問題点はつぶせます。
各種雨対策グッズを使用することで、グッと撮影が快適になって、自分でも「ウホッ♥」と思える写真の撮れ高がアップするんです。
今回は雨による問題点を解決して、雨の日がむしろ待ち遠しくなる、雨の日撮影に役立つアイテムを集めました。
タダで手に入るものから、本格的な製品まで、女子カメラマン目線でセレクトしておりますが、9割は男性カメラマンにも役立つ内容です。
どれか一つ取り入れるだけでも、絶対、雨の日の撮影が快適になるはずです‥!
防水レインジャケット
フードがあって、雨をさえぎる防水のレインジャケットは、ぜがひでも1着は手にして欲しいアイテムです。
ただ、防水ジャケットはお値段様々、機能も様々。
どれを選べばいいのか、初心者の方は迷ってしまうことと思います。
防水レインジャケットに関しては、下記のように考えていただくと、まず間違いないです。
値段が高い=機能が進んでいて、快適
100均一ショップでも、レインコート/雨がっぱを販売しています。急な雨を避けるためには、それらの商品も有効です。大いに助かります。最近ではワークマンが出している雨具も、機能に対して価格が安いので評判になっていますね。
フォトグラファーの場合、雨具を一旦着用すると、撮影スケジュールによっては長時間着用することになります。長時間着用するならば、素材や作りの良さにこだわるべきです。
なぜなら、雨具の快適性は、素材の特性や製法の丁寧さにより実現するから。
軽量で蒸れない素材、透湿性と防水性を両立した素材を選ぶとよいでしょう。
素材名で言うとゴアテックスなどを使用したものです。
ゴアテックスの他、各社が独自に開発した防水素材でも問題ないです。
ゴアテックスなどの防水機能素材を使って商品化するのが得意なのは、やはりアウトドア系の衣料品メーカーです。
少々お値段は張りますが、防水レインジャケットは、アウトドアメーカーが開発した商品を使用すると快適に過ごせます。
レインジャケットは、各社、自社の持つトップ技術を投入するところなので、一定以上の価格のものならどれを選んでもハズレはないと思います。
「一定ってどのくらいだよ?」って思いますか?
そうですよね。
うーん、新品で15,000円前後くらいでしょうか‥。
私はモンベルのトレントフライヤーというレインジャケットを長年愛用しています。
へたったら次もモンベルで購入すると思います。
何しろ軽く、透湿性が高く、快適なんです。
他におすすめは国産ならファイントラック。独自の汗冷え防止哲学を持っているメーカーです。
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海外メーカーならおすすめはパタゴニア(シンプル系)、ヘリーハンセン(←デザインが好き)、ノースフェイス(←商品豊富)です。
防水レインスカート
女性には、防水レインスカートがおすすめです!
私はレインスカートを導入して、雨の日が本当に快適になりました。
傘を差していても、歩くと太もものあたりがだんだん濡れてきて、目的地に着く頃にはぐっしょり…という体験ありませんか?
この問題が防水レインスカートで解消するんです。
心からオススメします。
撮影に行く日に限らず、日常生活でもどんどん使って欲しい!
自転車に乗る時も役立ちます。
レインスカートについては、ジャケットほど高機能の素材を使っていなくても、快適性は損なわれないです。上半身より下半身の方が感覚が鈍いのでしょうか?
実際に使ってみて、そう感じました。
なので値段が安いものを選んでも大丈夫です。
ちなみに私はレインスカートについてもモンベル製を愛用中。
レインスカート、私が買った頃より商品が増えて、全体的に低価格化が進んですごく安くなってる‥!
防水キャップ
防水キャップを防水レインジャケットと組み合わせると最強の防水効果が実現します。
(1)防水キャップをかぶる
(2)防水レインジャケットのフードを被る
この順番で着用するとキャップのつばが雨を一旦受け止めてくれるので、顔面が濡れにくくなるんです。
使ってみるとわかりますが、キャップがあるのとないのとでは大違い!
顔に水がかからないことの大きな喜び。
今まで顔がびしょ濡れになることに地味に強めのストレス感じてたんだな、と実感します。
私はこの分野でもモンベル製を愛用中。
こちらのキャップは無名のメーカーですが折り畳めて使い勝手が良さそう。
ノースフェイスのもかっこいいですし、防水素材のゴアテックス使用なので間違いないですね。
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防水レインパンツ
防水レインパンツは、あると絶対安心の、雨に対するセイフティレベルマックスのアイテムです。
街中ではここまでの装備が必要なことは、そうそうないのですが、1本持っておくと何かと便利に使えます。
軽くトレッキングすることになったり、ちょっとした低山にハイキングに行くことになった時にも、間違いなく役立つ1品です。
購入しても損することはないでしょう。
選ぶ基準は、軽さとコンパクトさ、および着用のしやすさ。
ちなみに、軽さと着用のしやすさは、ややトレードオフの関係にあります。
裾にファスナーがついていると、靴をはいたままでも脱ぎ履きしやすいですが、重量は重くなる。
ここ、どちらを選ぶかは個人の志向、状況、環境により変動。
私は軽さ最重要視で、モンベルのバーサライトというシリーズのレインパンツを愛用しています。
レインパンツはジャケットに比べると、デザインがあまり多くなく、地味な印象の商品が多いです。
全体の傾向として、海外メーカー製の方が股下が長い作りとなっています。
私は、日本製の方が体型にあってるみたい(笑
国産で私がよくチェックするメーカーは、モンベル、フォックスファイヤー、ファイントラックなどです。
軽量レインブーツ
雨の日にまず固めるべきは何と行っても足元です。
しかし、装備が不十分だと靴が濡れ、水気が内部まで染み込んでしまいます。
メンタルが折れて、一刻も速く帰りたくなったり。
でも、もったいないですよね、そんなことぐらいで気持ちが折れるのは。
だから、雨が降りそうな時は事前に足元の防水対策をしっかりと実行しておきましょう。
足元さえ固めれば、勝ったも同然。
最近はレインブーツが市民権を得て、デザインも豊富、選び放題です。
いい時代になりました‥
かつては素材もデザインも限られていました。
今の時代、私のおすすめのレインブーツのメーカーは何といってもクロックスです。
何しろ軽い!
そして履きやすい!
デザインもいい!
履かない理由がないです。
私は「ロング」「ミドル」「ショート」と3種類のクロックス製レインシューズを保有して、服に合せて履き替えています。
クロックスのレインシューズの重宝な点は、機能性だけでなく、デザイン性も高いこと。
雨が上がって、晴れたとしても、デザインが良いのでおかしくないんです。
晴天下で履いていても不自然にならない。
これ、大事。
履いていて気分が下がらないので稼働率が上がる。
コストパフォーマンス最高な一品になりますよ!
蒸れない靴下
レインシューズ着用時に、地味に快適性を左右するのが合わせる靴下です。
この選択が間違っていると、イライラしてメンタルを、むしばみます。
蒸れない靴下を選びましょう!
おすすめはトレッキング用の靴下。
素材はウールや透湿性の高い化繊がおすすめです。
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意外なのですが、ウールの靴下は、夏に履いても結構快適なんですよ。汗を吸ってくれて、蒸れないから。
トレッキング用靴下を選ぶ時の注意点は、靴下の厚みを考慮しなくてはならないということです。
合わせるシューズに多少余裕をもたせないと、靴の中でぎゅうぎゅうになってキツイ。
シューズ自体はいつものサイズより0.5cmアップくらいが良いかと思います。
「いや、もうレインシューズ、ジャストフィットで買っちゃったし」
という場合は、やや薄手のウォーキング用かトラベル用のソックスがおすすめです。
この場合も、素材はウールかポリエステルなどの化繊を推奨します。
汗をよく吸って乾きやすいので、快適に着用できます。
5本指ソックスもいいですね。指の間の汗を吸ってくれます。
しかし私は極度の面倒くさがり屋なので、最大でも2本指ソックス(足袋タイプ)止まりです。
実際によく履くのはモンベル製が多いです。
バッグのレインカバー
バッグの防水対策について、無頓着な方も多いですが、しっかり対策した方が良いです。
しっかりとした準備が安心と自信につながります。
使用するバッグがリュックタイプなら、レインカバーが様々なメーカーから発売されております。
自分のリュックのサイズに合ったものを選べば良いので、選び方は簡単です。
ここで注意点ですが、レインカバーの裏に、固定するベルトがついたものを選ぶようにしましょう。
最近の製品は、おそらくほぼ固定ベルトはついていると思います。
固定ベルトがない場合、最悪の状態になることも。
この結果、来た道を引き返してカバーを回収しに行く…という状態になった人を知っています。
この商品はしっかりと背面バックルで固定されるので、安心です。
トート用には、デザイン性の高い、可愛いカバーバッグが多数販売されてますね。
ボディバッグや、ウエストバッグ、スリングバッグタイプには、モンベルのランバーパック レインカバーが使えるかもしれません。
割合に自由度の高い形状ですので、試してみる価値はありそうです。
透明の折りたたみ傘
透明のビニール傘は、実は優秀な撮影小道具なんですよね。
傘ごしに撮影したり、傘に付着した水滴にピントを合せて撮影したり、雨の日ならではのいろいろな視覚的効果を作れます。
ただ、よくある、ロングタイプの透明ビニール傘だと、小道具使いをしてない時にめっちゃ邪魔です。
あのように長いものを、持ったまま移動し、撮影もするなんて、キッツー‥です。
この問題を解消するのが「折りたたみ透明ビニール傘」!
これは便利です!
よし、雨が降ってきた!となったらさっと開いて差す。
使用しない時はコンパクトに折りたたんで、バッグにしまっておく。
地味だけど、優秀なアイテムです。
シャワーキャップ
シャワーキャップは、カメラの雨除けカバーに使えるんです。
シャワーキャップの丸い方を液晶側からかぶせて、ゴム側をフードに引っ掛けます。
ホテルに泊まった時なんか、アメニティでシャワーキャップをもらえることが多いです。
そういう時使わずに取っておくと、後に役立つわけなんですね。
ホテルに泊まる機会がない方は、100均で複数枚入って販売されているので、それを活用すればよいかと思います。
Amazonでも購入可能なので、リンク貼り付けておきますね。
コンビニ袋(小ぶりのレジ袋)
シャワーキャップがなくても、手元にあるものや、絶対手軽に手に入るものでカメラ用のレインカバーが作れます。
それがすなわちコンビニ袋。(小ぶりのレジ袋)
以上で完成です。
よりきっちりと固定したい場合は、後述するマスキングテープまたはパーマセルテープで、袋をカメラに固定しましょう。
単純でチープなものですが、結構カバーできます。
手元に何もないけど、「あ、そうだ、レジ袋だけある」というような時、このようなノウハウを持っていると撮影をあきらめずにすみます。
ぜひ試してみてください。
本格的にがっちりカバーしたい場合は、カメラ専用のレインカバーを使うのが良いと思います。
キヤノン純正のレインカバーの強度はばっちりです。
信頼性が半端ありません。
「きっちり三脚にカメラを据えて、雨の中長時間撮り続ける」
といった本格的な撮影には下記のようなカメラメーカー純正や、カメラアクセサリー専門メーカーのレインカバーを利用するのがおすすめです。
マスキングテープまたはパーマセルテープ
前述の簡易カメラ用レインカバー(笑)の固定に、マスキングテープやパーマセルテープなどの、仮止め用テープがあると便利です。
パーマセルテープは、カメラ撮影用の高品質仮止めテープで、固定力は高いのに糊残りが少ない、使いやすいテープです。
カメラ専門店やネットで購入できます。
マスキングテープなら、もっと手軽に入手可能。ダイソーやセリアなどの100均でも取扱があります。最近は黒無地や白無地など、使い勝手の良いマスキングテープが100均にも増えました。
いい時代になったものです。
レンズフード
カメラ本体にセットされるキットレンズなどの安価なレンズには、購入時にレンズフードが付属していないことが多いです、残念ながら。
このため、レンズフードを使ったことがない方や、何の目的でレンズフードを使うのかわからないという初心者の方もいらっしゃいます。
しかし、レンズフードは、使うだけで機材を保護し、作品の質をアップさせる重要な役割を持ったアイテムです。
レンズフードについて詳しくは、当ブログの記事も参考にしてください。
レンズフードは、雨の日にも大活躍する重宝なアイテムです。
シャワーキャップや、コンビニ袋による簡易レインカバーをカメラにかけた時、レンズフードの外側にシャワーキャップやコンビニ袋をテープで固定すると、より使いやすくなるのです。
固定に使うテープは何でもよいのですが、後に糊が残らないのはマスキングテープやパーマセルテープ。
どちらもとても役立つアイテムで、写真を撮るなら持っていた方が絶対便利です。
撥水保護フィルター
レンズ保護のために、保護フィルターをご利用されている方も多いかと思います。
え?まさか使っていない?
使ってください!
お願い!
なぜ使った方がいいのかは、当ブログの記事をご参照いただければ幸いです。
雨の日の撮影が多いなら、保護フィルターは「撥水機能」を持っているものを使うとよいです。
その理由は、撥水保護フィルターは、濡れても水を弾くから。
洗車したての車のボディ、撥水コーティングしたてのフロントガラスのように撥水保護フィルターは水を弾きます。
雨の日以外でも、滝撮影など、水辺ネイチャー系の撮影が多い方にはぴったりの保護フィルターです。
撥水なしに比べるとちょっとだけ高いけど、思い切って導入すると、後で自分を褒めたくなると思います。
ブロワー
ブロワーを「まだ持っていない」という方がいましたら、今すぐ買いましょう。
ブロワーは、通常の(雨が降っていない)撮影の後にも使いますし、雨の日にも使います。
ブロワーを
「シュッ」
と握って、レンズ面に吹きかけ、レンズに付着したチリやクズや水滴を、風で吹き飛ばすのです。
大型のものより、小型のブロワーの方が、小気味よく風が出るので、個人的には小型ブロワーをおすすめします。
てぬぐい
濡れたボディの水滴をぬぐうのに、私は手ぬぐいを使う事が多いです。
タオルでも良いのですが、手ぬぐいのほうがかさばらず、持ち運びやすいんです。
薄いので、濡れても、乾きやすいところが魅力。
デザインも可愛いものがたくさん出ているので、好みに合せて、たまに大人買いすると楽しいですよ。
季節ごとに使い分けるのも、なんとなく日本人らしくて「うふ」となります。
タオル
どこの家庭にもタオルはあると思いますので、雨の日には持っていきましょう。
てぬぐい押しな私ですが、もちろん、タオルでもOKです。
タオルには、てぬぐいにはないクッション性もありますし。
ただ、持ち運ぶ時に濡れないように、防水対策を充分に準備しておいたほうが良いと思います。
例えば、キッチン用品でおなじみのジプロック。
防水性はバッチリ。
用途が幅広くて、信頼性高い。
私は様々なシーンで頼りっぱなしです。
まとめ
雨がそんなに嫌じゃなくなる(はず)の写真撮影のお供アイテムをご紹介しました。
私はこれらのアイテムを持っているおかげで、たいていの天候において、天候を理由に撮影をあきらめることはなくなっています。
雨でも雪でも、今回リストアップしたアイテム達を駆使して、撮影に突撃することが多いです。
ぜひ、みなさまも、対策グッズを活用して、悪天候を気分的に緩和して、撮影に挑んでください。
でもあまりにも天候が激しく荒れている時はご注意ください!
出かけるかどうかは、安全性を充分考慮して行動しましょう。
何といっても安全第一です。
カメラ自体に防水性を求めるなら、防水タイプのカメラを使うのも一考です。
最後までお読みいただきありがとうございます!それではまた、ぜひ読みに来てくださいね!待ってます!
雨写真の撮り方や、おすすめの撮影テーマはこちらの記事で紹介しています。ぜひこの記事も参考にしてくださいね!
お、久しぶり♪
元気そうですね
いい写真撮ってますか?
今日たまたま、米 美知子さんのユーチューブ見て、佐藤さんと被って見ているようでした。
がんばっていますね。
今度は、写真を拝見してみたいですね。
おひさしぶりです♪米さんと被って見えたなんて、恐れ多くも恐縮です(^_^;)ぜひまた写真展に見に来てください〜