こんにちは、ちゃんまり(@sugar_mariko)です。
出かけられない時に、家で花を撮ってみるとすごく楽しいです。
真剣に撮ると、勉強になるし発見もあります。
今回は、私が真剣に花を撮る時に、試したり実践したりしていることをご紹介しますね。
家できっちりていねいに花を撮影する方法
家で「きっちりていねいに」花を撮影する方法について解説します。
ざっくりとした手順は以下の通りです。
1部屋を片付ける
2花を準備
3光のあて方を決める
4背景を整える
5レンズを決める
6撮影
では、1つずつ説明します。
家で花を撮る手順1 部屋を片付ける
まずは、部屋を片付けます。撮影のためのスペースを作りましょう。
大掛かりに片付けなくても大丈夫です。
花は小さいので、一角を片付けるだけでOK。
おすすめは、窓から自然光が入るエリアを撮影場所と決めて、その周辺を片付けることです。
自然光は最高の照明になります。
家で花を撮る手順2 花を準備
被写体となる花を準備しましょう。
街の生花店で買ってくるか、通販で購入するか。
お花は通販でも購入できます。
楽天市場の卸系のショップで、安く販売しているものもあります。
卸系ショップの販売形式は、同品種を10本といった販売方法で安くてよいです。しかし「同じ花がたくさん」を上手にまとめるのはなかなか難しいんですよね‥。
個人で楽しむには、ちょっと使い勝手が悪いかもしれません。
一方、プロが花の組み合わせを考えて、おまかせで送ってくれるサービスは少し割高なのですが、使いやすくておすすめです。
私はポストに投函してくれる花定期配達サービスのBloomee Lifeを使っています。
花を準備したら、活けるための器を準備しましょう。特別なものを用意しなくても大丈夫です。
小さい花なら、家にあるガラスのコップや冷酒のとっくりでもキマリます。
何でもよいのですが、できれば透明のものが使いやすいです。
家で花を撮る手順3 光のあて方を決める
お花にどう光をあてるか決めます。
おすすめの光の向きは
- 逆光
- 半逆光
- サイド光
です。
サイド光、半逆光が使いやすいです。
左側または右側に窓があるところを撮影場所とすると「サイド光」「半逆光」の状態が、かんたんに作れます。
撮影するのがくもりの日だと光がやわらかくやわらかい写真に。
晴天の日だと光が硬くなり、光と影のコントラストがはっきり出た写真になります。
家で花を撮る手順4 背景を整える
光と撮影場所が決まったら、背景を整えます。
部屋を片づけた時に、撮影の背景となる場所もきれいになっていれば、そのままでOKです。
もし背景となる場所がきれいではなく、ごちゃごちゃしている場合は、撮影用の背景を準備します。
準備する背景は、被写体の大きさに合ったものにしなくてはなりません。
背景を整える手順1背景紙を準備
大きい被写体だと大きい背景が必要です。
小さい被写体なら、1m✕1mくらいの紙か布があれば、充分背景になります。まずは白い紙やシーツ、タオルなどを背景にしてみましょう。
白い紙はホームセンターやネットで購入できます。100均にもあります。
背景を整える手順2 背景紙を固定
用意した背景となる紙や布を固定します。
壁が近い場合は、壁に仮止めテープで固定すればよいです。
仮止めテープとしては、パーマセルテープや、マスキングテープが使えます。
壁が遠くて固定に使えない場合は、壁代わりになるものを準備しましょう。
たとえば家にあるものだと、椅子や衣装ケースといったものが使えます。
1mくらいの高さがあって、自由に動かせるものならいいわけです。
もしも適度な高さがあるちょうどよいものがなければ、こういった100均のワイヤーネットなんかでも良いです。
ワイヤーネットの場合は、クリップで背景にする紙や布を留めます。
家で花を撮る手順5 レンズを決める
構図、デザインと大きく関係するのが「どのレンズで撮るか」ということ。
小さな花を大きく撮るのであれば、マクロレンズが使いやすいです。
室内だとスペースが限られています。狭いスペースで撮るなら、被写体に近寄ってもピントが合うマクロレンズが向いています。
焦点距離100mmくらいのマクロレンズだと、画角が狭めに切り取られて、余計なものが写らないので、絵を整理しやすいです。
他には、最短焦点距離の短いズームレンズも使いやすいのでおすすめ。
ズームレンズはボケ量は少ないのですが、画角が自由に変えられて、自由に絵作りできるので便利です。
家で花を撮る手順6 撮影する
ここまでの準備が整いましたら、撮影に入ります。
準備に結構時間がかかりましたよね。準備が8割、撮影2割といったところでしょうか。
さて、いざ撮影に入ったら、設定をいろいろ変えて、できるだけたくさんのパターンを撮影するのが良いです。
たとえば、こんな風に。
- 絞りを変えてみたり
- ピントの位置を変えてみたり
- ホワイトバランスを変えてみたり
- 露出を変えてみたり
- 横構図と縦構図と両方撮ってみたり
- カメラ位置を変えてみたり
- カメラアングルを変えてみたり
- 背景紙を変えてみたり
様々なパターンを試しましょう。
自分の持つアイデアや、クリエイティビティを、ここで発揮しましょう。
いろいろ試す過程で、撮影者の個性が出てきます。
家できっちり花を撮る方法についてご紹介しました。
花を家で撮影する手順をおさらいすると
- 部屋を片付ける
- 花を準備
- 光のあて方を決める
- 背景を整える
- レンズを決める
- 撮影する
となります。
ポイントは良い光と背景の整理です。
Enjoy flower photo !