EOS学園って聞いたことありますか? カメラのブランド、EOS(イオス)は知ってますか?すごくよく売れたキヤノンの一眼レフカメラのブランドです。
EOS学園はCANONがやってる写真教室です。
東京と大阪と名古屋にあります。
東京校は銀座にあって、松屋銀座やアップル銀座にも近い一等地です。キヤノンギャラリー銀座兼キヤノンデジタルハウスのビルの隣のビルにあります。
受講条件:キヤノンのカメラで撮影すること。一眼レフでもミラーレスでもオッケーです。
「EOS学園」でググると「写真がうまくなりたい全ての人に」と出てきます。写真がうまくなりたい人が歓迎されています!
でも、実は全ての人が受講できるわけではありません。
プロフォトグラファーは受講することができないんです!
プロだってもっとうまくなりたいと思ってると思うんだけどね。
「全ての人に」って書いてあるのにね。。
プロとプロ以外ってどうやって見分けるのかな?
あと、キヤノン以外のカメラしか持っていない人は受講できません。
キヤノンの製品を売るのが目的でしょうから、まあ、仕方ないですね。
一眼レフを全く触ったことのない人から、いろんな高いレンズを持っていて、ガンガン外国に撮影旅行に行っちゃうようなベテランさんまで、レベルに合わせて講座が用意されています。
自分が受講した経験から言うと、一眼レフ初心者向けの講座でここまで充実した内容の講座は他にはないと思います。
実際、私も一眼レフの操作方法を全く知らない状態からここに入学して、すっかり写真の魅力にハマってしまった人ですから。
初心者で、一眼レフを使った撮影の方法について基礎から一通り学びたくて、EOS学園の授業料を払える人なら、ここの講座はおすすめです。
そう、EOS学園の欠点:授業料が高い。
高い高いEOS学園なんですが、久しぶりに6ヶ月コースの「作品制作講座 講師:写真家 小澤太一先生」を受講しました。
キヤノンンフォトサークル会員の割引価格で、55,080円。高い。
高いけど、どうしても受講したい理由ができてしまったので、歯を食いしばって申し込みしました。
その理由とは。
作品制作講座2017年10月開講小澤太一クラスの撮影地が。
撮影地:新宿
自分でも謎なんですけど、「今度の小澤先生の作品制作講座の撮影地は新宿になったらしい。」この情報を耳にしたとき、「申し込まなくては!」という閃光のようなものが自分の中でキラリーンとひらめいたんですよね。
多分、自分の人生のコアになってる何かが刺激されたんだと思います。最初に就職した時の勤務地も西新宿のNSビルだったし、新宿は私の社会人人生の始まりの地でしたものね。
EOS学園、高い高いと何度も言ってますが、もしも興味を持たれた方には朗報です!4月から値下がりします!
今回私が受講した作品制作講座は4月からは、キヤノンフォトサークル会員45,000円(税別)に大幅値下げです!
あ、ちなみにキヤノンフォトサークルってなに?と思われた方はこちらを。
もし、EOS学園の講座を受ける気があるなら、フォトサークル入った方がいいです。サークルの年会費は5,400円(税別)で、
サークル会員でない場合の受講料50,000円(税別)とのほぼ差額で入会できます。
金額的にはそんなに変わらないというか、少し高くなるんですが、サークルに入ると年に12回結構内容充実の会報誌が送られてくるし、カメラ・レンズのモニターとかもあって、お得です。
ちなみに私はEOS 5Dmk3と、EOS 5Dmk4をモニターで使用させてもらったことがあります。
作品制作講座6ヶ月のコースの中身
教室での講評が5回、撮影実習が4回の合計9回の講座です。
この期間に自分の作品のテーマを決め、「撮影地:新宿で撮影した10枚の写真によるポートフォリオを作る」のが今回の講座のゴールとなります。
作品のテーマを決めることの難しさ。
この「テーマを決める」というのが難儀な話しでして。
ただテーマが決まってないと結局撮りようがありませんし、講師も指導のやりようがないわけなんです。
そして何をテーマにするか、は誰も教えることができないんです。
それは自分の中から出てくるものだから。
私のテーマですか?それはね。
新宿でエモい写真を撮る。
これです。
ここで問題。私が恥ずかしながら、自分のテーマである「エモい」を教室で発表した時。
「エモい」って何?
講師の小澤先生は、「エモい」という言葉を聞いた事がありませんでした。
小澤先生はこの日、圧倒的に体調不調であったため、表情に気を使うようなリソースが全く残っていませんでした。お目目トロロンなのは優しく見守ってあげてください。
エモいは、英語の「emotional」を由来とした、「感情が動かされた状態」、「感情が高まって強く訴えかける心の動き」などを意味する日本語の形容詞。 感情が揺さぶられたときや、気持ちをストレートに表現できないとき、「うまく説明できないけど、良い」ときなどに用いられる。
エモい – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/エモい
Wikipediaではこのように説明されています。
何となーく、エモいについてわかったような気になっていただけたでしょうか。
私が今回目指すのは、こういう、「感情が揺さぶられたような状態」ですとか、「情緒を感じる」何かを写真で撮って、10枚の組写真にする事なんですねー。個人的な感覚で言うと、「エモい」は「もののあわれ」とかとも通じる概念のような気がします。
ここまでの説明でなんとなくおわかりいただけたかもしれませんが、「作品制作講座」では写真の技術に関する指導は一切ありません。
撮影者が伝えたいことを見ている人に伝えるためにはどうしたらよいか、足りてないのは何か、についての助言はあります。
そういう講座です。
長くなったので、前編、後編に分けます。
続きは後編で!