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お弁当をスマホと室内光で美味しそうに撮るための20のコツ

弁当を美味しそうに撮影する方法
ちゃんまり

こんにちは、写真と文章で伝える人、ちゃんまり(@sugar_mariko)です。


今回は弁当を美味しそうに撮る方法を記事にしました。お弁当は出かけるまでに作り終わらなくてはなりません。つまり撮影に時間はかけられません。そこで、以下3つの条件を設定しました。

・スマホ使用
・人工照明
・撮影時間40秒

手間をかけないため、使うカメラは一番身近なスマホです。

使用する照明は、蛍光灯/LEDなどの室内灯。自然光が望ましいですが、部屋向きによってはキッチンに自然光が入らないこともあります。とはいえ、朝、時間がないのに自然光のために移動する時間も惜しい。いつものキッチンで、できる限りスピーディに撮影する方法を研究しました。

ちゃんまり

目標は弁当完成から40秒以内!

コツをおさえれば、誰でもきれいに、美味しそうに撮れるので、映えるお弁当写真を投稿したい方は、ぜひ読んで参考にしてください。

1.弁当自体を美味しそうに見せるコツ

美味しそうに撮るためのポイントは以下の4つです。

・弁当自体を「映える」盛り付けにする
・背景と配置を設計する
・光を整える
・レタッチで色と明るさを整える

ますは弁当自体を美味しそうに作りましょう。写真にしたとき美味しそうに見せるためにビビッドな色の食べ物を使います。

1-1.コツ1 赤いものを入れる

赤いものを入れると、料理全体が引き立てられます。なので、まず何か赤い食べ物を入れましょう。

最も手軽に手に入る赤い食べ物はプチトマトですね!切ったり調理したりも不要で使い勝手がめちゃくちゃいいです。不幸にしてプチトマトが嫌いな場合は…赤パプリカか紅生姜ですね!

赤の効果は絶大です。ぜひ取り入れてましょう。

1-2.コツ2 緑のものを入れる

緑色の食べものを入れると、ポイントの赤いものを引き立ててくれます。緑は赤の補色なんです。

青じそはバラン代わりに仕切りとして使えますし、殺菌効果もあって使い勝手のいい緑色の食品です。

他にも

・ブロッコリー
・いんげん
・スナップエンドウ
・ほうれん草

あたりが価格も手頃で、入手しやすい緑色の食品ですね。緑色はバリエーションが多いので助かります。

1-3.コツ3 黄色いものを入れる

可能なら黄色い食べものも入れると、より映えます。

・卵焼き
・ゆで卵
・オムレツ
・黄色のパプリカ

黄色の食材はバリエーションが少なめなので、主に卵に頼ります。

ちゃんまり

赤、緑、黄色の食べ物がそろうとすごくポップで彩りきれいです。栄養バランスもよくなって一石二鳥。

2.構図とスタイリングで美味しそうに見せるコツ

弁当のスタイリングが完成したら、次は構図と背景を作ります。その後で撮影です。それでは、おすすめの構図と、背景スタイリングのコツをご紹介します。

2-1.コツ1 弁当撮影専用ボードを用意

朝の慌ただしい時間帯の手間を減らすため、弁当撮影専用ボードを1枚用意し、そこに事前に背景を作り込んでおきましょう。

ボードは、100均で調達できますよ。たとえば、こんなボードが使えます。

・コルクボード(100均一)

コルクボード

・スチレンボード

発泡スチロールのボード

コルクボードや発泡スチロールのボードなどを、撮影のベースとして使いましょう。いずれもダイソーやセリアなどの100均で入手可能です。大きさは、やや大きめのA3サイズ以上が使い勝手が良いと思います。

2-2.コツ2 敷物を整える

ボードの上に、弁当を引き立てる敷物を敷きましょう。おすすめは、壁紙やリメイクシートです。楽天などの通販や、100均で入手できます。

リメイクシート
100均 リメイクシート

・木目調のリメイクシート(100均で入手可能)

こちらは、100均で購入できるリメイクシートです。

・木目調の壁紙(楽天市場で入手可能)

↓こちらは、壁紙メーカーが出している壁紙です。楽天市場などで手に入ります。私が愛用しているのは壁紙本舗さんです。

壁紙
壁紙

リメイクシートも壁紙も水・油に強いのが特徴。もし弁当箱表面が汚れていても、すぐ拭き取れるので安心です。

シートをボードの上に置くだけでもいいですが、ボードに貼り付けて使うという手もあります。
↓ボードにシートを貼るとこんな感じです。どちらでもいいと思います。

2-3.コツ3 すき間を開けない

弁当箱を2つ以上ならべて撮影する場合は、箱と箱の間に、なるべくすき間をあけないようにすると、映えます。

撮影対象を密集させて、画面の中に無意味なスペースが生まれないようにします。画面の中に意味のない空間があると、映える写真にならないです。

もし弁当箱が1つなら、無駄な空白ができないよう、すき間を小物で埋めましょう。おすすめの小物は後述します。

2-4.コツ4 斜めの線を作る

構図づくりのコツは、画面に斜めの線を作ることです。長方形または正方形の構図の中に、斜めの線を描くように、弁当箱を配置しましょう。↓こんな感じです。

斜めの線を作るように配置

画面の中の対角線と交差を意識して被写体を配置してみると、おさまりがよくなると思います。

2-5.コツ5「美味しさ」をイメージさせる小物を添える

お弁当箱に加えて、新鮮な食材をイメージさせる小物を弁当横に置いてみましょう。

たとえば、

・野菜
・果物
・小花
・グリーン

などなど。

100均で調達できる撮影小物

ダイソーやセリアなどの100均ショップに行くと、かなり本物に近いフェイクグリーンがあるんです。使いやすいのはアイビー、ユーカリ、ポトスあたりでしょうか。フェイクの果物や野菜もあるんですけど、こちらも食べ物撮影の小物として使えますよ。

写真にすると、本物とフェイク、そんなに変わらないんですよね。弁当の横や後ろに、こうしたイミテーションの植物を配置すると、映える写真になります。

シンプルにするなら、小道具はなしでもよいです。

つづいて、撮影時の『光』を解説します。

3.光で美味しそうに見せる3つのコツ

きれいに撮るためには光が重要です。

光の質は自然光がベスト。しかしスペースや撮影時間帯が理由で、自然光で撮影できないことも多いです。そんな時は人工の光を使います。人工光には以下の2種類があります。

・瞬間光(ストロボ)
・定常光

スマホにも瞬間光のストロボがついていますが、使いこなしが難しいので、私はスマホカメラのストロボ使用はおすすめしません。人工的に光を足すなら、光の状態を常に確認できる定常光が使いやすいです。

3-1.コツ1 定常光の照明を準備

定常光とは、常に照らしてくれる光のこと。(定常光の反対は瞬間光です。一瞬だけ点灯するストロボの光がそうです。)

人工の定常光として、私は以下2種類の照明を使っています。


(1)LED照明+どっちもクリップ
(2)サンワサプライリングライト


2種類の照明を、順番に解説しますね。

(1)LED照明+どっちもクリップ

(1)の照明は、たまたま手元にあったフラットなLED照明に、どっちもクリップという取り付け器具を使って、テーブルにくっつけたものです。

LED照明+どっちもクリップ
LED照明+どっちもクリップ

この照明セットは

・富士フィルムのLEDライト
・どっちもクリップ

という2つの商品を組み合わせたものになります。富士フィルムのLEDライトは、本来はフィルムなどを下から透かして確認するためのツールです。電池で動作してコードレスで使えるところが便利なので、ちょいちょい活用しています。

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(2)サンワサプライリングライト

もう1つは、リング状のLEDライトです。

サンワサプライ LEDライト

このライトは、オンライン会議用に購入しました。

ちゃんまり

自分を照らすために買ったのですが、ブツ撮りにも使えます。

3-2.コツ2 光の位置を調整

光を用意したら、光位置を調整しましょう。被写体である弁当に対して、真上と真後ろの中間くらいが光源になるようにします。やや斜め上から当てる感じになります。

LEDライトの位置
被写体の斜め上から光wををあてる

前からではなく、奥側の上から光を当てることで、被写体の正面がよく見えつつ、少しだけ立体感が作れます。

3-3.コツ3 光の質を調整 | 硬い光はやわらかくする

お弁当を優しく撮りたいので、光の質を柔らかく調整しましょう。光には硬い光と柔らかい光があります。光源から直接届く光は硬い光です。たとえるなら真夏の直射日光。

硬い光だとコントラストはっきり、影が強く出ます。LEDの光もそのままだと硬い光。影をふわっとやわらかくするには、光を「拡散」するとよいです。以下のような身の回りにあるもので、光を拡散できます。

・白い布
・トレーシングペーパー
・ティッシュペーパー
・白いレジ袋、ゴミ袋
・トップス試着時に渡されるフェイスカバー

白いもの、半透明のものなら何でもいいです。

レジ袋をかぶせたLED照明
レジ袋をかぶせたLED照明

上の写真はレジ袋をかぶせたLED照明です。レジ袋が、光を拡散する「ディフューザー」の役割を果たしています。

ディフューザーを被せると光は弱くなり、やや暗く写ります。暗めになったら、レタッチでカバーしましょう。

3-4.コツ4 光の色を調整する| 光は無色がいい

お弁当を撮るなら、光は「無色」が望ましいです。無色の光とは、正午ごろの太陽光のような光とお考えください。しかし、今回使っているLED照明は、無色よりはやや青みが強い。

そこでレタッチまた撮影時の設定で、青みを引いて赤みプラスします。この、レタッチでの青み引き算/赤み足し算の方法は、この後の4-2.「ホワイトバランス」の項目で解説します。

3-5.コツ5 手前から補助光をプラスする

メイン照明を斜め後ろからあてていると、手前側に影が落ちて暗くなります。落ちた影を和らげるために、手前から補助光をあてて、少し明るくしたいです。

そのためにレフ板を使います。レフ板でメインの光を反射させて、手前側から被写体にやや弱めの光をあてるんです。

レフ板としては、光を反射するものなら何でも使えます。

・白上質紙
・コピー用紙
・発泡スチロール
・アルミホイル
・鏡

上に挙げたような、家の中に普通にある白いもの、銀色のものが活用できます。

とは言え、自立できるレフ板が使いやすいので、余力があれば自作してみてください。


100均の材料で作れます。レフ板の作り方はこちらの記事をご覧くださいね。

4.撮影技術で美味しそうに見せる3つのコツ

背景、配置、光が整ったら撮影します。撮影は次のことに気をつけて実行しましょう。

4-1.コツ1 少しズームにする

スマホカメラの画面を少しピンチアウトしてややズームにし、被写体から少し離して撮影してみてください。ピンチアウトとは、スマホ画面の上に親指と人差指をくっつけて置いた後、左右または上下に画面自体をぐいーっと引き伸ばすようにする操作のことです。

ズームでの撮影には、次のメリットがあります。

・ゆがみが出ない
・密集感が出る

スマホでややズーム撮影、ぜひやってみてください。

4-2.コツ2 ホワイトバランスで温かみを出す

コツの2つめは、色味の調整=ホワイトバランスの調整です。食べ物が青みがかかると美味しくなさそうに見えるので、青い光では撮影しないほうがいい。でも、LED照明は少し青みがかってるんです。そこで、カメラ側の設定やレタッチのホワイトバランス調整機能を使って色味調整をして、カバーします。

↓以下はiPhone純正アプリの「暖かみ」調整画面です。これがホワイトバランス調整機能になります。スライダーを右に動かすと赤みがプラスされ、青みが弱くなります。

iPhone編集画面「暖かみ」
iPhone編集画面「暖かみ」

4-3.コツ3 鮮やかに撮れるフィルターを使って撮影する

はっきりした色合いで活き活きと撮りたいので、鮮やかに撮れるフィルターを使います。iPhoneの場合は、鮮やかに撮れるフィルターの「ビビッド」を使ってみてください。

iPhone撮影フィルター「ビビッド」
iPhone撮影フィルター「ビビッド」

4-4.コツ4 ピントは見てほしいポイントに合わせる

ピントは、お弁当の中で特に見て欲しいポイントに合わせます。「ここを1番見て欲しい!」と思うポイントをタップすれば、そこにピントが合います。

ピントの場所に迷ったら、メインのおかずやいちばん好きなおかずに合わせるのがいいと思います。とはいえ正解があるわけではないので、「ここを強調したいな」という場所に合わせればよいです。

5.レタッチで美味しそうに見せる3つのコツ

撮影完了後に、さらにレタッチで完成度を高めましょう。

5-1.コツ1 露出調整する

撮影した写真に明るさが足りなかったなら、露出を少し加えます。露出を加えて明るくすると、さわやかさや新鮮さが出るんです。しかしやりすぎには注意してください。

下の写真では、逆に露出を少しマイナスにしています。露出をマイナスにしたのは、撮影時に明るくし過ぎていたからです。色をはっきり見せるために、露出を少し下げました。

露出を少しマイナスに
露出を少しマイナスに

5-2.コツ2 シャドウを調整

カゲが目立つようなら、写真編集アプリのシャドウを上げてカゲを和らげます。ただ、消しすぎると立体感と自然さがなくなるので、やりすぎ注意です。

逆に立体感を出したいときは、少しシャドウを強めます。下のカットでは、iPhone純正の写真編集アプリを使ってシャドウを濃くして立体感を出しました。

iPhone編集アプリでシャドウをプラス
iPhone編集アプリでシャドウをプラス

これで撮影についての解説は終了です。

6.撮影前日の準備

撮影当日に、すばやく撮影するため、事前の準備をしておきます。できる限り、撮影に必要な環境を整えておいて、「あとは撮るだけ」の状態を作っておきましょう。

・撮影台
・小道具
・照明

上記の撮影準備とスタイリングを作り込んでおきます。↓こんな感じに、撮影用の「台」の上に、背景紙などを並べておくんです。

スマホのカメラ設定も弁当撮影用に合わせておくと、さらに時短できますね。朝は何かと時間がないですから、事前にできることは全部やっておきたいです。

7.最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。この記事を読んで「参考になった」と思ってもらえたら嬉しいです。






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