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【冬季撮影用手袋おすすめ】雪国でも快適に撮影できるインナーグローブとアウターミトンの重ね使い

雪国での撮影におすすめの手袋
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3月に北海道に撮影旅行に行く友達から、「雪国での手袋どうしてる?」と質問もらいました。

冬季撮影用グローブについて、私が考える正解はインナー+アウターの一択です。

今回は私の一押し、冬用グローブの組み合わせについて詳しくご紹介いたします。
私の愛用品はこれ!
メリノウールの薄手のインナーグローブと、防水機能のあるアウターミトンを組み合わせて使用しています。

アクシーズクインフインガースルーミトンとモンベル メリノウール インナーグローブ タッチアクシーズクイン フインガースルーミトンとモンベル メリノウール インナーグローブ タッチ

「冬の撮影用グローブ、どうしようかな〜」と検討中の方の参考となれば幸いです。

今年の1月、雪が降りしきる中で約3時間撮影しました。

戸隠神社奥社入口戸隠神社奥社入口

場所は長野です。長野県の戸隠神社奥社に撮影に行きました。
強めの雪が、雪量多く振り続けていました。
ここは奥社への入口です。公式サイトのアクセス情報によれば入口から徒歩で30分で到着となっています。

<戸隠神社奥社アクセス>
30分というのは雪のない季節の話なのでしょう。

私が訪れた日は、雪が80cmくらい積もっておりました。
非常に歩きづらい状態で、入口から社殿まで行って戻るのに3時間程度かかりました。
この間、最初から最後まで強めの雪が振り続けている、という状況です。

「お、ここはいいかも♡」と感じた場所で立ち止まって撮影しながらの往復なので、参拝目的の方に比べると、かなり遅いペースだったとは思います。

しかし、このような状況でストレスなく撮影できたのは、グローブの選択が良かったからかもしれません。
手が冷たくなって、「もう撮影したくないっ!」と音を上げるようなことにはなりませんでした。
私は、インナーグローブとアウターミトンの2段構えで装備を固めています。

(1)インナーグローブ

モンベル メリノウール インナーグローブ タッチ 黒モンベル メリノウール インナーグローブ タッチ 黒

インナーグローブに求めるものは保温性と、アウターグローブとのレイヤーのしやすさです。
私はメリノウールのインナーグローブを使用しています。

商品名:モンベルメリノウール インナーグローブ タッチ

保温性

冬の防寒用アンダーウェアについては「やっぱりウール最強」を個人的に実感しています。
ウールは昔からよく使われている繊維です。しかし扱いを誤ると縮んだり、虫に食われたりと手のかかる面倒な素材でもあります。ただ、そのデメリットを帳消しにし、大いに勝る利点があると感じています。

そのメリットとは、

「濡れても保温力が下がらないこと。
(著しくは)」

です。

寒暖差の激しい環境を行き来し、寒いところではちょうどよい組み合わせなのに、暖かい場所では暖かすぎて汗ばんでしまう。
汗を放置しておくと、気温の低い場所に戻った時にかいた汗が冷えて、寒くて寒くてたまらない。。。

特に冬のラッシュ時の電車内、および下車した後などで、このような汗冷えの経験お持ちではないですか?

「電車の中は超絶暑いのに、降りると極寒。ヒューーー」

私はあります。

こういう状況で、濡れても保温力の下がらないウールは威力を発揮するんですよね。
本当に、寒くならないんです。

汗だけでなく、濡れる原因には雨、雪もあります。

さすがに、大雨でビッショビショになったら厳しいですが、雪による濡れで徐々にウエットになっていく、という状況では、ウールはそれほど冷たさを感じないんです。

気温が非常に低い状況では、付着した雪がすぐに水に変わることがないということもうまく作用したかとも思います。
ウールニット表面のぽこぽこした状態は、軽い撥水機能を持っているようで、すぐに水が染み込まないという特性があるなあ、と感じています。

それと、ウールは天然素材の中で、風にも強い、と使ってみて感じてます。
比較対象はダウン。
ダウンは、強風が吹くと途端に無力になる。
フィルパワー800でも、ウインドブレーカーなしの丸腰だと、「ちょっともうどうしたの!」っていうくらい保温力が下がる。「もう、この超軽量ダウンにいくら払ったと思ってるんだ!」と悪態つきたくなるくらい。。いや、そんなに高くはないんですけど。
ダウンと比べるとウールは強い風の中でも暖かい空気を含んだ状態を保つようです。
ま、「意外と」なんですが。
でもこの薄っぺらいグローブ一枚で大寒の時期もチャリンコ漕いでます。

チャリンコ漕ぎ時の手袋について言うと、
さらに極感ならもう一枚ウールのグローブを重ねます。
暴風機能のみで保温機能のない手袋をするより、
このウール2枚重ねの方が強い風が当たる中では暖かいんです。
ウールを2枚重ねることにより目がつまり、暖かい空気を逃しにくくなるようです。

タッチ機能

5Dmk4メニュー タッチ操作敏感5Dmk4メニュー タッチ操作敏感

実際には、私が使用しているのはこの2代くらい前のモデルです。
タッチ機能対応を謳っている割には、iPhone6の液晶には反応しません。
ところが、タッチ操作「敏感」に設定した一眼レフカメラの5Dmk4は反応します。
5Dmk4すごいです!モンベルもすごいです!

デザイン性と機能性

シンプルで薄手で、余計なものが何もついていないデザインがすごくいい。
カラーが黒なのも主張がなくて、どんな服装にも合います。
ささっとポケットに入れてもかさばらないし、使い勝手は抜群。
薄手でフィット感が高いので、ものを掴みやすく、細かい作業がしやすい。
指の感覚がかなりダイレクトに伝わるので、ストレスをあまり感じません。

私は男女兼用サイズの、一番小さいサイズを私は使っています。
手が小さいのですが、指先で生地が余ることもなく、よくフィットしてくれます。
商品ラインナップ的には黒以外の色もありますので、お好みでどうぞ。

価格

1400円(税別)って安い。
いや、前のモデルはもう少し安かった気がします。
でも1400円でも充分安い。かなり安い。
(2018-2019シーズンは価格改定があったようで、もう少し高くなっています。)

壊れたり、無くしたりしても、気軽に買い換えできるお値段。実際、私は一度紛失して追加購入しています。

現行モデルでは素材の構成が少し変わっているかもしれません。
以前の商品はウールの配分がもう少し多かったような気がしますが、はっきり覚えているわけではないので、推測です。

モンベルのサイト情報によると[防縮加工]となっており、そのためにウール以外の繊維の割合を増やしたのかもしれませんね。
ウールの弱点、「縮みやすい」に配慮してくれたのは嬉しい改良です。

入手のしやすさ

以前の記事でも書いたけど、モンベルは基本的に値引きがない。
ということはいつ買っても同じ値段なので、バーゲンまで待つ必要がない。
さらに国内に店舗数が多く、オンラインショップでも店舗と同じ品揃えで買い物できる。
試しやすいし買いやすい。
そこが良いです。

monbell公式ページ

(2)アウターグローブ(アウターミトン)

アウターグローブに求めるものは防水性と、防風性、さらに保温性があればなお良い。
こちらもまたインナーグローブとのレイヤーのし易さが重要です。

商品名:AXESQUIN(アクシーズクイン)フィンガースルーミトン

アクシーズクインフィンガースルーミトン ORIGINALカーキアクシーズクインフィンガースルーミトン ORIGINALカーキ

 

防水性

このグローブは、
「冬の」「すんごい雨」で「自転車を漕ぐ時」にはめる手袋が欲しいと探していた時にみつけたものです。

それまではワークマンで買った防水グローブを使っていました。
これも安くて丈夫で優秀でした。水、絶対しみないです。
ただ弱点は保温性がないことです。
冬に一枚で使うのはキツいのです。

その点、アクシーズクインのフィンガースルーミトンは、「防水透湿2層ナイロン」という素材を使用しており、雨でも雪でも水が内部にしみてくることはないです。
長く使うとわからないですが、使用2シーズン目となる今現在は大丈夫です。

防風性

アクシーズクインフィンガースルーミトン ORIGINALカーキアクシーズクインフィンガースルーミトン ORIGINALカーキ

防水透湿ナイロンの中にポリウレタンの中綿をはさんだ構造です。
さらに手首側に調整紐がついており、ここを絞ってグローブと手首のフィットを高めて
おけばかなりの防風力を発揮して、ほとんど風は通さないです。

保温性

中綿と内側に使用したフリース素材のおかげでインナーを使用せずに、一枚ではめても暖かい。
さらに風を遮り、透湿素材なので、水分が冷えて冷たく感じる事もない。

レアで便利なサイドファスナー

アクシーズクイン フインガースルーミトンとモンベル メリノウール インナーグローブ タッチ 着用例アクシーズクイン フインガースルーミトンとモンベル メリノウール インナーグローブ タッチ 着用例

この商品の最大の魅力は、サイドにファスナーが付いていて開閉することができること。
そしてそこから手全体を出すことが出来ること。
この動線がものすごく使いやすい。

こういった設計のミトンはこのメーカーのこの商品以外に、私は見たことがないです。

手首のところでグローブ全体は引っかかってて、手のひら全体がガバッと出せるのって、使ってみるとすごく自由度が高いんですよね。

指が分かれなくてやや不便なミトンですが、がっちり掴みたい時はサイドからガバっ!と。
手全体を出せばいい。
ミトンをはずすことなく、目的のものを掴めるし、指でつまんだりできます。
細々とボタンを押したりスイッチを押したりしなくてはいけないカメラの操作もバッチリ。

もしもアウターグローブが5本指だったら、指一本一本をそれぞれインしていかなくてはいけないので、面倒臭いですよね…。

適正な価格

値段は5400円(税込)で販売されていますね。防水機能のグローブの価格としては高くもなく、適正だと思います。
ゴアテックス素材を使用していないので、この値段が実現できるのでしょうね。

このメーカーは、値引き販売をあまり見たことがないので、欲しい場合は、在庫があるうちに買った方がいいかもしれません。
アウトドアメーカーは大抵、シーズン初めに予測したロットを製造してその後追加生産をしないです。
作ったロットを売り切ったところでそのシーズンの入荷なし、というやり方のところが多いように思います。
欲しいサイズを確実に入手するためにはシーズン初めや見つけた時ににえいやと買った方がいいですね。

あ、この商品もユニセックス仕様なので、手の小さい私は一番小さいサイズのSを使用しています。
ややデカイかな?とも感じますが、このゆとりのある状態が、「サイドからガバ」を快適に実現しているとも思うので、問題はないです。

防水透湿のグローブとしては値段は高くないと私は思います。
ユニークな商品を開発する良心的なメーカーだと感じたので、時々サイトを見に行ってます。
するとやっぱり他にない、ユニークなアウトドア用品を打ち出しています。

アクシーズクイン公式ページ フィンガースルーミトン

(3)まとめ

冬の撮影グローブはインナーとアウター2種類の組み合わせで乗り切リましょう。

  • グローブは機能の違う2種類を組み合わせる
  • [インナー]保温力があり操作性のよいメリノウール手袋
  • [アウター]防水防風性があるサイドファスナー付きミトン手袋

両方購入しても七千円以下!?
これ、アウトドア用品としては絶対安いと思います。

ABOUT ME
ちゃんまり
東京在住・国際ポートレート協会認定プロフェッショナルポートレートフォトグラファー ご相談ご依頼はお気軽にどうぞ。

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