デジタルカメラ(以下デジカメ)を買ったら、次に必要になるのは「SDカード」です。なにしろ、カメラにSDカードが入っていないと撮影データが記録できません!!シャッターも切れません!(カメラ側の設定によりますが。)とにかくSDカードはデジタルカメラに必須のアイテムです。
初めてデジカメを触ったとき「カメラには記録カードを入れねばならない」ということすら知りませんでした。
そんな私がカメラの必需品であるSDカードを買うとき、なるべくお安く賢く買えるように心がけていることをご紹介します。これからSDカードを選んで買おうと思っている方はぜひ参考にしてくださいね。
SDカード購入におすすめのショップは?
私はSDカードはAmazonで買っています。Amazonで買う理由は主に以下4点。
- Amazonで買う理由
- ・種類が豊富
・確実に在庫がある
・安い
・すぐ届く
以上が理由となります。
SDカードは今やコンビニや100円ショップでも扱っておりますが、希望の容量とスペックのカードを確実に素早く手に入れたいならAmazonがいちばん使い勝手がよいと思います。
Amazonで購入時の注意点
AmazonでSDカードを買うときに私が注意していることをお伝えしますね。
それは、
- Amazon購入時の注意点
- 出荷元 Amazon.co.jp
販売元 Amazon.co.jp
と表示している商品を選ぶこと。
本当か嘘かわかりませんが、
『Amazonで売っているSDカードには偽物がある』なんてことを言う人がいます・・・
Amazonでは、Amazon以外の販売者も出品しています。こうしたAmazon外の販売者の中には、ごく稀に悪質な業者が混じっているようです。
偽物があるというのは都市伝説かもしれません。しかし偽物でなかったとしても、最初から騙すつもりの悪質な業者から購入して、詐欺まがいの行為をされたら嫌ですよね。
ということで「AmazonでSDカードの偽物をつかまされる」リスクを回避するために、私は「販売」「出荷」がAmazon.co.jpであることを確認してから買うことにしています。
なぜなら、Amazonのような大きな存在の企業が、わざわざ違法なコピー商品を扱って企業イメージを落とすような非合理的なことをするとは思えないからです。
また、もしも不良品が出荷されるなど商品トラブルが発生した場合も、販売管理の効率を上げるため、また企業イメージを上げるため、きっちり迅速に処理してくれるはず、とも考えています。
ということで、私はSDカードは販売・出荷がAmazon.co.jpの商品を買うようにしているのです。
とはいえ、Amazonのほとんどの販売者さんはきちんとした取引をしているでしょうし、Amazonも問題がある業者は規約にもとづき排除するよう管理を徹底しているはずだと思います。
おすすめSDカードのブランド
SDカードが必要になったときに私が選んでいるのは以下の2製品です。
- 私が選んでいるSDカードのブランド
- ・サンディスク Sandisk
・トランセンド Transcend
サンディスク Sandisk
『サンディスク』は、グローバルに展開する記録メディアの老舗ブランド。
現在(2023年)は会社としてはウエスタンデジタル社(こちらも世界的なデジタルメモリの巨大企業)と一緒になっていて、経営基盤も強いと思われます。本社は米国カリフォルニアのサンノゼで、全世界に拠点がある超大手企業です。日本国内にもあります。
SDカードを作ってきた歴史が長く、現在も確実に市場に製品を供給し続けています。低容量のものから大容量・高速のものまで、投入している製品種類も幅広いです。
サンディスク Sandiskの特徴は「信頼できる」こと
サンディスク製品はブランドイメージが高い分、他メーカーのものよりやや値段が高いです。でも大事な撮影には信頼できるサンディスクのSDカードを使いたい気持ちが強いので、高いけど買っちゃいます。信頼してるんです。
トランセンド Transcend
『トランセンド』は、台湾台北にて1988年に設立されたデジタルストレージの会社です。こちらも米国、欧州、アジア、日本など全世界に製造工場や販売拠点を持つ元気なグローバル企業。
半導体製造といえば台湾ですよね〜。
トランセンド製品の魅力は価格の安さ。そしてデジタルに強い台湾企業という信頼感、安心感。
私は趣味の撮影、日常の気軽な撮影用にはトランセンド製のSDカードを使うことが多いです。
ミラーレスカメラにおすすめしたいSDカード規格
SDカードは、メーカーもたくさんありますが、スペックも多種多様です。私も最初はどう選んでいいかわかりませんでした。しかし何回かえいやで買って試して、今はだいたい以下スペックのものを買うように落ち着きました。
- 私が選んでいるSDカードのスペック
- ・容量:64GB
・転送速度:
・UHSスピードクラス 3
・スピードクラス10
・転送速度170MB/s程度
・ビデオスピードクラスV30以上

なぜこの規格のカードを選んでいるか解説しますね。
容量64GBの理由
まず容量ですが、私には64GBが使い勝手がいいです。
というのは、SDカードは使いこむうちに劣化することがあるからなんです。傷んで来たSDカードは、読み込みにやけに時間がかかるなどの怪しい挙動をし始めます。
SDカードは消耗品。
せっかく買った大容量で値段も高いSDカードがダメになったらショックが大きいです・・・。しかも意外と多い確率で、そうしたトラブルは起こるんですよね。
がんばって撮った写真がメモリーカードのトラブルでダメになったらダメージ大です!
だから私はSDカードはそこそこの容量でそこそこのスペックのものを使うようにしています。それならすぐ買い替えできますし、ダメになったとしてもあきらめがつく・・・。
ビッグサイズだと価格が高いから買い替え自体もお財布にダメージだし、大量の写真がボツになったらその精神的損失も大きいです。
で、私が「このくらいがちょうどいいかな」と感じる「ほどほどサイズ」のSDカードの具体的容量が「64GB」なのです。
128GBのメモリカード1枚より、64GBのメモリカード ✕ 2枚の方が、リスクが分散される!
転送速度の理由
この転送速度のSDカードにしている理由を解説します。
UHSスピードクラス
UHSスピードクラスとは書き込み速度の規格です。UHSスピードクラスが3なら書き込み速度30MB/秒、1なら10MB/秒。つまりUHSスピードクラス3の方が高性能です。できれば3を選びたいです。

UHSスピードクラスは、こんな風に表示されます。Uの中に数字で表現されます。
スピードクラス
スピードクラスとは、データ書き込みの速度。スピードクラスは2、4、6、10があり、数字が大きいほど書き込み速度が速いです。10だと10MB/秒の書き込み速度が保証されます。書き込み速度は10MB/秒は欲しいですねえ。だから私はスピードクラスは「10」を選びます。

転送速度
転送速度については特に規格があるわけではなく、メーカーの「自称」です。
サンディスク製品にはカード自体に転送速度が書かれていますね。きっとアピールしたいポイントなのでしょう。

カードに転送速度が書かれていない製品もあります。そういうポリシーの会社なのでしょう。それはある誠実な態度ですね。
カードに転送速度が書いてあると、ついついユーザーとしてはわかりやすいように感じちゃいますねw。
カードに記載がなくても、Amazonの商品販売ページに転送スピードが記載されていることがあるので、そこでも確認できます。
カードや販売サイトに記載の「転送速度」は検証された数値ではないです。しかし比較基準としてはわかりやすいので、私はまあまあ参考にしています。
UHSスピードクラス3でスピードクラス10なら転送速度は170MB/sくらい
になるかと思います。
ということで、私もカード選びの目安として転送速度は「170MB/sくらい」を基準にしています。
いくつも規格があってややこしいけど、一度だいたいのことを覚えれば、あとは前回購入品との比較で選べます〜。
ビデオスピードクラス
動画を撮るなら、ビデオスピードクラスという規格にも着目しましょう。ビデオスピードクラスはVxxで表示されます。選ぶならV30以上が無難です。

V30とはビデオ書き込み速度30MB/秒以上という意味です。V30あれば、デジカメによるスムーズな動画撮影で必要なスペックを満たしています。
<参考>
SDカード規格の見方は、こちらの『よくわかる! SDカードの選び方 』サイトがわかりやすいです。
デジタルカメラ用SDカードの買い方まとめ
私が実践するデジタルカメラ用SDカードの買い方をご紹介しました。
ざっくりまとめると以下です。
デジタルカメラ用SDカードの買い方まとめ
・購入サイト:Amazon
・購入条件:出荷元・販売元がAmazon.co.jp
・メーカー:サンディスクかトランセンド
・容量64GB
・UHSスピードクラス3
・スピードクラス10
・転送速度170MB/s(または100MB/s)
・V30以上
もっと速くて容量が大きい高スペック商品もあるんですが、私は選ばないです。高スペック品は高機能な分値段も高いので、買うときのダメージがまず大きいし、使用中にダメになったらそのときのダメージも大きいですから・・・
なにとぞご参考にしてくださいませ。
具体的に私は以下の商品を購入しています。
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