写真家の鈴木さや香さんが鎌倉・極楽寺にオープンした、写真と暮らしのお店「Atelier Piccolo(アトリエ・ピッコロ)」に行ってきました。写真好きなら、気になっている方も多いのではないでしょうか?
私も念願かなって、やっと訪問することができました。この記事では、お店の雰囲気や商品の情報を詳しくお伝えいたします。とてもステキな空間で、ぜひ多くの人に体験して欲しいです。
鎌倉極楽寺アトリエ・ピッコロとはどんな場所?
アトリエ・ピッコロは、写真家の鈴木さや香さんが経営するギャラリー兼雑貨店です。
・写真を使った雑貨
・写真を撮るための商品
・額装された写真作品そのもの
と、写真がらみの商品が所狭しと展示・販売されています。
写真のための商品や雑貨を扱う店というと、ヨドバシカメラやビックカメラを思い浮かべますよね?でもアトリエピッコロはヨドやビックとは全然違います。ヨドやビックは全体的に「メカ感」がありますよね。ピッコロはどちらかというと「古民家を生かしたカフェ」とか「ナチュラル志向の雑貨屋」に近い雰囲気となっておりす。
所在地も鎌倉の極楽寺ということで、行くだけで開放された旅気分になります。居心地がよく、つい長居してしまいました。
アトリエピッコロでどういった商品を扱っているか簡単にご紹介します。
アトリエピッコロの見どころ1『写真封筒』
ピッコロで扱う商品の中で最もユニークでオリジナルなのが「写真封筒」。他では絶対に手に入らないユニークなアイテムです。
写真封筒とは、「写真作品をプリントした紙で制作された封筒」です。↑上の写真で、棚の上の方にディスプレイされているのが写真封筒。ユニークです。
人と写真との出会い方として「封筒」は面白いですね。封筒に一体化した写真を買うのは、新しい体験でした。プリントを買うのとも違うし、写真集を買うのとも違います。
写真封筒の面白い点が、表面・裏面・ベロ部分に、それぞれ異なる3種類の写真が使われていること。分量の少ないベロ部分がピリッと効いて、本体部分を引き立てているんですよね。
実際手にしてみないとわからないことですが、写真封筒は手触りがいいです。通常は写真にべたべたさわりませんが、写真封筒ならさわり放題。視覚と触覚で写真を楽しめます。
マットな紙で、張りと厚みがあり、丈夫で無骨なのになぜか感じる高級感。
ちなみに今回私は下記2点の写真封筒を買いました。
↑ベロと本体の組み合わせが面白いですよね。
私が必要としていたのは、ややゆるめ写真だったようで、購入したもう1つの封筒は↓こちらです。
写真封筒はとてもリーズナブルに購入できるので「気分に合わせて飾る写真を取り替える」ことができます。
私は↓こんな感じに飾っています。
何気なく買ってあったこの↓セリアのウッドプッシュピンが写真封筒のディスプレイにぴったりでした。
アトリエピッコロみどころ2 企画展
さて、時期によって変わる企画展もピッコロのみどころです。私が行った日は、ちょうどアトリエピッコロオープン記念の「Coffee Time」展開催中でした。
↑奥の壁で「Coffee Time」作品が展示中です。
企画展開催中は、他では考えられないくらいお手頃な価格で、展示作品が購入できます。「Coffee Time」展は7月上旬で終了し、2020年8月からは新しく「夏のみかん展」が始まるとのこと。展示は1〜2ヶ月に1度程度のペースで入れ替わるようです。
アトリエピッコロみどころ3 写真と暮らしを楽しくする雑貨
アトリエピッコロで販売している雑貨も、とってもセンスがいいんですよね。
たとえば、下はカメラをモチーフにしたペンダント。
可愛い。
お手軽特別仕様のフレームもいい感じです。下の写真に写っているフレームなのですが、実に優れものなんです。
フレームの材料には、使われなくなった「足場」を廃品利用しているそう。寿命を迎えた道具に新たな役割を与え、居場所を作るっていいですよね。元足場は古い木材だからなのか、手に持つと軽く、木の温かみが伝わってきました。
このフレームは、内部に透明のプラスチックケースが仕込んであるため、簡単に中の写真を入れ替えできます。素朴で優しい雰囲気になりますね。
さて、それでは他の雑貨も見てみましょう。
写真家のオーナーらしく、オリジナル仕様のカメラストラップとレンズキャップ入れが並んでいます。
マスクも売っていますよ。以下は↓アトリエピッコロオリジナルの夏用マスクです。マスクの下側とアゴとの間に少しだけ空間ができる仕立てになっており、よくある不織布マスクよりかなり涼しいです。
特に青っぽい方のマスクは、素材に麻が使われているため通気性がよく、かなり涼しいです。色もクール。値段は500円だったと思います。お手頃なので、ピッコロに行ったら2〜3枚買って帰るのがおすすめです。
アトリエピッコロみどころ4 店主の鈴木さや香さんとの雑談
アトリエピッコロに行ったら、ぜひ店主の鈴木さや香さんとの会話をお楽しみください。
↓左の方がさや香さんです。
写真が趣味の方なら、ぜひ写真の話をしてみてください。不定期で休みの場合もあるので、公式ページ・FBなどから「○日に行く」と連絡してから行くのがおすすめです。
https://shashintokurashi.com/contact/
https://www.facebook.com/shashintokurashi
店内にはさや香さんおすすめの写真集や画集も置いてあり、自由に見ることができます。写真集・画集にまつわるエピソードも尋ねてみてください。すごい話が聞けますよ。
↓以下は、さや香さんプロデュースの可愛いフィルター「アルプスパンチ!」「なついろパンチ!」をピッコロで使わせてもらったときのレポートです。ぜひ合わせてお読みください。
鎌倉・極楽寺アトリエ・ピッコロへのアクセス情報
では、アトリエ・ピッコロへの行き方をご説明します。とは言うものの、そんなに難しくはありません。
最寄りの駅は江ノ電・極楽寺駅です。ホームの奥が改札。改札を出たら、駅沿いに左に進みます。
駅が終わったあたりに、↓こんなパイプが出てきます。パイプの奥には赤い橋があります。橋は渡らずに、右に曲がってください。
右に曲がってすぐ、アトリエピッコロの黄色っぽい壁が、こんな風に見えてきます。
簡単ですね♪ 意外と車の往来が激しいので、道路を横断する時は気をつけてくださいね。
鎌倉極楽寺アトリエ・ピッコロとあわせて訪れたいグルメスポット情報
県外から鎌倉まで来たなら、せっかくだから何か美味しいものが食べたいところです。旅の楽しさは、美味しいものを食べないと半減です。
私は、さや香さんにおしえていただき、七里ヶ浜の「ダブルドアーズ」という海沿いの洋食カフェレストランに行きました。
場所は、江ノ電七里ヶ浜駅を降りたら海側に向かって真っ直ぐ進み、角にセブンイレブンが見えたらそこを左に曲がります。セブンイレブンの広い駐車場の隣にダブルドアーズはあります。
ダブルドアーズはおしゃれです。
おすすめは、がっつりアボカドが載ったハンバーグです。美味しそうなものは他にもいろいろあって迷います。しかしメニューを見るとこのハンバーグが一押しの風格を漂わせており、迷いを断ち切って注文しました。
…当たりでした。
とても美味しいです。手抜きしていない、ケチっていないハンバーグの味がします。つなぎで水増ししてないハンバーグっていうんでしょうか。これぞ材料に気を使い丁寧に調理したハンバーグです。
ナイフを入れると‥
ザクザク系のハンバーグの上にアボカドがごろっと。スープたっぷりでしっとりジュワジュワ食べられます。
別途注文するパンの盛り合わせもめっちゃ美味しいです。5種類くらいのパンの切り身が盛られていて、オリーブオイルをつけていただきます。オリーブオイルが新鮮だし、パンも美味しい。
テンション上がってパンの写真ブレちゃいました
デザートも魅力的です。お腹は結構いっぱいでしたが、頼まずにはいられませんでした。私が注文したのは、下記のフレンチトースト。サイズが2種類から選べて、これはスモールです。スモールでもかなりのボリューム。
私はもう少し甘さ控えめが好みですが、甘党の方なら大満足な一品かと思います。トーストにはバゲット状のパンが使われていて、側面がカリカリしているところが美味しかったです。
さいごにアトリエ・ピッコロの魅力をおさらい
アトリエ・ピッコロは、写真が趣味で実用的で可愛いものも好きな方なら、一度は訪れて欲しい場所です。東京埼玉千葉などから出かければ、ちょっとしたリゾート気分が楽しめます。
せっかくなら、ランチかディナーも地元の美味しいお店を選んで、味覚の面でも鎌倉を満喫して帰るのがおすすめです。鎌倉には海と山の両方があり、とてもリフレッシュできます。
◎アトリエ・ピッコロ
https://www.info-atelierpiccolo.com/
◎ダブルドアーズ七里ヶ浜店
http://www.doubledoors.jp/
アトリエ・ピッコロでアルプスパンチ!なついろパンチ!使ってみたよ
こちらはアトリエ・ピッコロで開催された、鈴木さや香さんプロデュースのアルプスパンチ!なついろパンチ『お試し会』に行った時のレポートです。ぜひあわせて読んでみてください。
おまけ:撮影機材ご紹介
久しぶりの湘南旅なので、はりきってこちらの単焦点レンズを付けていきました。↓
シグマの35mmレンズです。
35mmと広角気味の標準レンズです。絞りをF1.4まで開けるので、広角気味なのに、ここぞと言う時に大きくボカせるのでとても便利。
今回のようにレポート記事に使う写真撮影にはピッタリのレンズですね。旅行に持っていくのもおすすめです。