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この本は、旅に出たくなる本。
それもキューバに行きたくなる本。
で、なおかつ日本で頑張ろうという気にもさせる本。
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本の概要
お笑いコンビ「オードリー」の若林さんがキューバに3泊5日の弾丸ツアーした旅の記録本です。
ただの芸能人本じゃないよ。
読んだ後、若林さんが愛おしく身近に感じられ、なおかつ一目置いてしまう本。
それまでと彼に対する印象ががらっと変わってしまいました。
この本のおすすめポイント
若林さんの感性のピュアさ、鋭さ、温かさ、素直さ、自頭の良さ、結論の導き方、ただ者じゃないと思う。
それに言葉の繰り出し方がすごい。手垢のついてない表現でなおかつ刺さる言葉がじゃんじゃん飛び出してくる。
売れっ子お笑い芸人の言葉を操る底力、参りました。
そして旅に求めるもの、旅の準備、旅の仕方、参考になったし、共感共感共感。
旅の記憶を表現する者として、負けられん!と思った。(笑
純粋に短い日程でキューバ旅行を考えている人には、訪問地や宿泊場所、日程の組み方の参考にもなります。
だけど「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」の一番の魅力は、若林さんの感性。
日本に暮らしていたら、誰でも新自由主義という強い流れの中で生きている。流れに乗るか、流れを否定するか。
テレビや広告の世界も当然新自由主義の強い影響をウケている
弱肉強食なタフな都会の芸能界で、長い間最前線のポジションをキープして戦っている若林さんが、キューバ旅行に求めたもの、キューバ旅行から持ち帰ってきたものは何だったのか。
旅から返った彼が導き出した結論が秀逸なんです。
えっ、テレビのバラエティ番組によく登場しているこの人が、心の奥ではこんなこと感じていたのか!と本当にハッとさせられて、やがて救われた気持ちにもなる名著です。
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こんな人に読んで欲しい
都心の生活に疲弊している人に読んでほしいなあ。
1回の海外旅行で本1冊書いちゃう行動力も真似したいw
写真家の野寺治孝さんがナビゲートする、旅写真の撮り方ガイド本。野寺さんの写真がめっちゃ素敵です。
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この本は、タレントのふかわりょうさんが、アイスランドの旅を元に書いたエッセイ。
みんな「ふかわ」「ふかわ」って呼び捨てにするけど、ふかわさんはエッセイの名手だからね!
あと結構マインドはサムライなんだぜ。
そして、アイスランドが大好き。毎年訪れてるはずです。
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旅する写真家竹沢うるまさんのキューバ写真集。
ブレブレ写真から伝わるキューバの空気感と写真家の心の動き。
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