こんにちは、写真のレタッチが大好きなちゃんまり(@sugar_mariko)です。
私は写真のレタッチにはAdobeのLightroomを使っています。Lightroomでの調整なしの写真は人に見せられません。めっちゃ重宝してます。
特に初心者こそLightroomを使った方が良いです。RAWデータで撮影してLightroomでレタッチすることで、撮影した写真は見違えるように良くなります。
使うと使わないでは大違い!
ぱっと見は失敗したように見える写真でも、レタッチするときれいにリカバリーされるんです。
私は初めてレタッチソフトを使った時
と写真の変身ぶりに衝撃を受けました。
この記事では、私が重宝して特によく使っている『Lightroomのベスト15機能』をご紹介しますね。ぜひ、「もっと早く読んでおけばよかった‥」と後悔しないよう、早めに読んでしまいましょう!
<ご注意>
この記事で解説している内容は「RAW」形式のデータで撮影して、読み込んだ場合のものです。「JPG」形式で撮影した時は同じようにはなりませんので、ご注意くださいね!
- Lightroomでよく使う機能1 切り抜きと角度補正
- Lightroomでよく使う機能2 段階フィルター
- Lightroomでよく使う機能3 プロファイル
- Lightroomでよく使う機能4 色温度
- Lightroomでよく使う機能5 露光量
- Lightroomでよく使う機能6 コントラスト
- Lightroomでよく使う機能7 ハイライト
- Lightroomでよく使う機能8 シャドウ
- Lightroomでよく使う機能9 テクスチャ
- Lightroomよく使う機能10 明瞭度
- Lightroomよく使う機能11 自然な彩度
- Lightroomよく使う機能12 HSL彩度
- Lightroomよく使う機能13 ノイズ軽減
- Lightroomよく使う機能14 レンズ補正
- Lightroomよく使う機能15 切り抜き後の周辺光量補正
- Lightroomでよく使うベスト15機能のまとめ
Lightroomでよく使う機能1 切り抜きと角度補正
私はLightroomでは、まず「切り抜きと角度補正」の角度補正をよく使います。
写真は「水平垂直」がきちんと取れていると、それだけでも、ややうまい写真に見えるものです。ややうまく見える理由は、『水平』と『垂直』がピシッと決まっている写真には、安定感があるからです。
なので私もレタッチの初めには、角度の「自動補正」をして水平垂直を整えます。補正しなくてもいつも自力で水平垂直が作れていればよいのですが、私は念のためいつもLightroomの自動補正を実行して、写真の中の水平垂直を確認しています。
以下は簡単な自動補正のやりかたの説明です。
Lightroom画面右上の「切り抜きと角度補正」に行く
↓
切り抜きのアイコンをクリック(左側の破線長方形のアイコン)
↓
「角度」の右上にある『自動』をクリック
↓
角度がワンタッチで自動調整される
↓
一発で水平垂直の調整が完了する
たまに『自動補正』ではうまくいかないことがありますが、その時は手動で調整すればOKです。
Lightroomでよく使う機能2 段階フィルター
よく使う機能その2は段階フィルターです。
明暗差の大きい写真を撮ってしまった時に、大活躍するのが段階フィルター。
明るい部分と暗い部分の差をならすために使います。
特によく使うのが、白飛びのリカバーです。
白く飛んでいる部分の明るさをやわらげてくれます。
反対に黒くつぶれた部分を明るく起こすのにも使っています。
つぶれた部分に段階フィルターをかけると、黒くつぶれて見えていなかった階調が見えてくるんです。
段階フィルターを使うと、写真の明るさ暗さのバランスが整います。
Lightroomでよく使う機能3 プロファイル
プロファイルは、使っているカメラの「ピクチャースタイル」を写真に反映する機能です。
Lightroomに写真を読み込んで開くと、何となくパッとしないように感じるんですけど、カメラ内で載せている「ピクチャースタイル」がLightroomにRAWデータを読み込んだ時に反映されてないからなんですよね。
その問題をカバーするのがプロファイルです。
キヤノンの場合、「風景」「ポートレート」「ニュートラル」といったピクチャースタイルがあります。Lightroomのプロファイルで「カメラ標準」を選ぶと、キヤノンの作るピクチャースタイル「標準」の画作りのスタイルが写真に載ります。
Lightroomでよく使う機能4 色温度
色温度もよく使います。
スライダーを左右にスライドするだけで、直感的に色温度を調整できます。青っぽくしたければ青い方にスライド、黄色〜赤っぽくしたければ黄色側にスライドすればOKです。
Lightroomでよく使う機能5 露光量
露光量は必ず使います。
なぜ露光量を使うかというと、カメラのファインダーやモニターで確認した明るさは、パソコンの大きな画面で確認すると印象が違うからです。
ファインダーやモニターは小さいですから、大きなモニターで見た時に印象が変わるのは仕方ないですね。撮影時の周辺の明るさと、パソコンで現像する時の明るさ、照明の質も違うので印象が変わるのはやむを得ません。
明るくしたい時は「発光量」のスライダーを右に、暗くしたい時は左にスライドして調整します。
Lightroomでよく使う機能6 コントラスト
コントラストは、表現意図を強調するために使います。
直線的でバキッとした作品の時はコントラストを少し上げます。「晴れた夏の太陽」みたいな硬い光のイメージにしたい時も上げます。はっきりした印象にしたい時に「やや上げる」感じです。
逆に、ふわっとさせたい時、印象を弱めたい時はコントラストを下げています。
Lightroomでよく使う機能7 ハイライト
ハイライトも10回中10回使う機能です。
明るく白飛びしすぎた部分の明度を下げたり、逆に明るさを際立たせたりするために使います。
Lightroomでよく使う機能8 シャドウ
シャドウは、ハイライト、露光量とセットでよく使います。
露光量を上げて全体が一律で明るくなったら→シャドウを下げてバランスを取る
露光量を下げて全体が一律でくらくなったら→シャドウを上げてバランスを取る
といった感じで、シャドウ部分の明暗を調整したい時に使います。
Lightroomでよく使う機能9 テクスチャ
被写体の輪郭を際立たせたい時にテクスチャを上げて、キリッとさせます。
Lightroomよく使う機能10 明瞭度
明瞭度は、写真の”やわらかさ”を変更する機能です。
明瞭度を使う考え方としては、ふんわりとやわらかくしたい時は左にスライドして、明瞭度を下げます。
もう1つの明瞭度の使い方としては、被写体のディテールを少しだけくっきりさせたいな‥という時明瞭度スライダーを右にスライドして明瞭度アップします。
Lightroomリリース元のAdobeによると、明瞭度とは、中間調のコントラストとシャープさを調整する機能とのことです。明部でも暗部でもなく、中間部のコントラストとシャープさを変化させるということなんですね。
Lightroomよく使う機能11 自然な彩度
カラーの写真では自然な彩度をよく使います。
特に風景、花、商品、料理などでは必ず使うと言ってもいいでしょう。
たいていの場合、鮮やかにしたいので「自然な彩度」を上げます。和風にしたい、渋くしたい、わびさびを感じさせたい、さみしくしたいなどの時は「自然な彩度」を下げます。
Lightroomよく使う機能12 HSL彩度
HSL彩度は、色ごとに彩度を上げたり下げたりできる機能です。
たとえば赤の色だけを強調したい時は、HSL彩度で赤だけ上げることができます。
Lightroomよく使う機能13 ノイズ軽減
ノイズ軽減機能は、ISO感度を上げて撮影したために、ざらざらしたノイズが出てしまった写真の補正に使います。
ノイズ軽減の中の「輝度スライダー」を右にスライドして効かせると、ざらざらが消えてなめらかになります。
Lightroomよく使う機能14 レンズ補正
レンズ補正こそ、Lightroomを使う最大の理由かもしれません。
なぜならばレンズの特性から来る『ゆがみ』を、レンズ補正がワンタッチで修正してくれるからです。
純正レンズのみならず、レンズ専業メーカーのレンズも一発で補正してくれます。本当にありがたい機能です。
Lightroomさえあれば、「キヤノンのカメラ」に「シグマのレンズ」といった組み合わせでも、全く問題ありません。
Lightroomよく使う機能15 切り抜き後の周辺光量補正
切り抜き後の周辺光量補正は、写真の四隅を暗くしたい時/または写真の四隅を明るくしたい時に使います。
四隅を白く明るく飛ばしたい時は調整スライダーを右に、暗く落としたい時は調節スライダーを左にスライドします。
Lightroomでよく使うベスト15機能のまとめ
Adobeの写真レタッチソフトLightroomで、私がよく使う機能ベスト15をまとめました。
Lightroomは、機能、価格のバランスがちょうどよい使いやすいレタッチソフトです。
デジタルカメラで撮影した写真は、撮影後に現像ソフトを使って調整することで、イメージ通りの仕上がりになります。というか、レタッチしないと「自分の写真」にはならないです。
Lightroomなら、簡単に写真の仕上がりを、自分の意図どおり整えられますよ。
撮っただけの写真の仕上がりに今ひとつ満足できない方は、ぜひ一度Lightroomでのレタッチを体験してみてください。初回利用なら30日間のお試しがあるので、まずは使ってみましょう。気に入らなければ解約すれば料金はかかりません!