EOS 5D Mark4購入レビュー[後編]です。
購入レビュー[前編]は以下からどうぞ。
レビュー記事が長くなり過ぎましたので、記事を2本に分けました。本記事は後編です。
EOS 5D Mark4の良い点7 使用者多くて有益情報も多い
自分が使う機種を選ぶ時に、人気機種かどうかは意外と重要です。なぜか?その理由は、人気機種の方が、自分が使いこなすための情報を見つけやすいからです。
いくら良い道具でも、使いこなせないと意味がありません。使いこなすためにはどうすれば良いのか?取扱説明書を読むことです。でも取扱説明書(マニュアル)って読みますか?私はなるべくなら読みたくないです。
私の場合は何か知りたいことがあれば、まずネットでググります。マニュアルの冊子はちょっと離れたところに置いてあるけど、スマホはやPCはすぐそばにあります。マニュアルを取りに行って目的の項目を探して調べるより、ググる方が断然早くて手軽です。
しかし使用者があまり多くない不人気の製品だと、ググッてもあまり情報がヒットしません。逆によく売れている人気製品の場合は使用者が多く、たくさんの情報が表示されます。悩んでいるときにはこれが非常に助かります。
ネット上だけでなく、リアルの場でも同じ機種使用者が近くにいると何かと助けてもらえます。「こういうところが使いにくくて困ってる」と何気なく悩みを打ち明けると、「え、こうすりゃいいじゃん」いとも簡単に解決策を教えてもらえることがあります。
例えば、私は以前「測距点の変更がスピーディにできないんだあ〜!」と悩みをボヤいたところ、同じEOS 5D Mark4遣いの方から、Mark4の『前の方についてるぐりぐり』と『後ろに付いてるぐりぐり』で測距点の上下と左右の移動ができる、とさらっと教えてもらい、大いに助かった経験があります。
マニュアルのどこにそれ書いてあるんやろ?と探してみたのですが、見つけられませんでした‥。ちなみに『ぐりぐり』は正式には電子ダイヤルと呼びます。
このように使用者が多い製品の場合、情報発信者も多く、疑問に思うことにドンピシャの回答を見つけたり、お助け情報に出会ったりする確率が高くなります。
自分の技術や知識に自信がないならば、人気機種を選んだ方がよいです。
EOS 5D Mark 4の良い点8 後に売りやすい
EOS 5D Mark 4は、発売当時の価格は40万以上でした。発売から4年弱経った今となっては、20万円台半ばで入手することができます。値下がり率がすごいですね。値下がり率が凄いとは言え、中古品でも程度のよいものは20万円以上の価格が付けられています。
中古品にもニーズがあり、流通する市場がしっかりと存在しています。なので、購入機材を使った後も、価値は0(ゼロ)にはならないわけです。使用した経験が自分には増えているにも関わらず。これってすごいことではないでしょうか。
投資するなら自分に投資しましょう。自分のやりたいことや興味のあることにこそリソースは投入するべきです。
カメラ機材は購入した後「自分には合わない..」と感じたとしても、しっかりとした中古市場があります。それなりの価格の機材はそれなりの価格で売却できます。手元にそれなりの金額が残ります。興味があるなら思い切って買ってしまいましょう。
EOS 5D Mark 4のようなプロや、ハイアマチュアが使うレベルのモデルはニーズも多いし、中古市場でも売りやすいです。ヤフオクに出品してもいいし、マップカメラやキタムラのような中古を扱うショップに引き取り依頼することもできます。
まとめ
後に売る場合の情報で締めたのですが、私自身は5D Mark 4を当分売るつもりはありません。とは言え、EOS 5D Mark 4に全く不満がないわけでもないです。強いて言えばいくつかの不満点があります。
以下の記事に、私が残念に思っている5D Mark4のデメリットをまとめました。デメリットに興味がある方はぜひお読みください(笑)。