こんにちは、ちゃんまり(@sugarchanmari)です。
お仕事での撮影のためにCANON EOS R6を買いました。(そしてRFレンズのRF24-240mm F4-6.3 IS USMも買いました。)
この数年は趣味での撮影にはEOS Kiss M2、お仕事の撮影には5D Mark4と、小型APSCミラーレスカメラと一眼レフカメラを使い分けていて、その使い方に満足していたんですよね。
ですが2023年になりまして、どうしてもフルサイズミラーレスカメラが欲しくなってしまったのです。必要になった理由はお仕事撮影でのパフォーマンスを上げるため。1ヶ月ほどあれこれ検討した結果、EOS R6を買うことに決め、実際に買いました。
この記事はわたしのR6購入にいたった過程を記録したもので、以下の内容となっております。
- なぜR6を買ったのか?
- どんな撮影にR6を使うつもりなのか?
- 他に検討したカメラは?
R6購入ご検討中の方や、仕事での撮影にR6が使えるか?といった情報収集中の方にお役に立てる内容です。ぜひお読みください。
どんな仕事にR6を使用するのか
わたしがR6を使用する目的はスクールフォト撮影です。スクールフォトとは、幼稚園・保育園・小中学校での写真撮影のこと。
入卒園式・運動会・遠足といった学校行事中に子どもたちが生き生きと動き回る姿を撮影する仕事がスクールフォトです。
スクールフォト撮影では、なるべく多くのバリエーション、さまざまな画角の写真を撮影したいです。だから、最低でも人物のアップが撮影できる望遠レンズと広い範囲が撮影できる標準レンズ、この2本は必携です。このためスクールフォト撮影のフォトグラファーは持ち物が多くなります。
R6に決めた理由
さて、持ち物が多くなりがちなスクールフォト撮影のために、数あるカメラの中からわたしがR6を選んだ理由をここから解説していきましょう。
理由1 高品質な高倍率ズームレンズがある
理由その1は、24mmから240mmまで対応する高倍率ズームレンズ「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」が、R6の対応レンズラインナップに合ったからです。
わたしのカメラ使用目的であるスクールフォトでは、広角域〜標準域(24mm〜70mmくらい)と標準〜望遠域(70mm〜200mm)の両方が必要です。したがって、これまでは、標準域用に24mm-70mm対応の標準ズームレンズ、望遠域用に70mm−200mm対応の望遠ズームレンズ、と2本のレンズを使い分けていました。
レンズ交換は大変
しかしレンズを2本常に持ち歩き、必要に応じてレンズ交換しつつ撮影するというのは、なかなか大変な行為なのです。レンズ2本分を持ち歩くので体に負担がかかりますし、レンズ交換にともなう撮影機会のロスもあります。
だから撮影中のレンズ交換が必要なくなる24mmから200mmまで対応するズームレンズを使ってみたくてたまらなかったのです。
5D Mark4対応の便利ズームはなかった
長くメイン機として愛用してきた5D Mark4には残念ながら、今のわたしが求めるような高倍率ズームレンズのラインナップがありませんでした。
しかし、キヤノンの最新カメラシリーズ「R」、たとえばR5やR6などに対応するRFレンズ群には、まさにわたしにうってつけのズームレンズが新たにラインナップされました。それが高倍率ズームレンズ「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」。
RF24-240mm F4-6.3 IS USMが使いたい!そのためにはRシリーズのカメラが必要!その一心でRシリーズのR6を買いました。
理由2 コスパがいい
R6に決めた理由その2は、キヤノン EOS Rシリーズのカメラの中で「R6が最もコストパフォーマンスに優れている」と感じたからです。
キヤノンのフルサイズ/APSCミラーレスカメラにはR3、R5、R6、R6 MarkⅡ、R5 C、R7、R8、R、RPと多くの種類があります。
そうした豊富なRシリーズカメラの中でも、性能/機能と価格のバランスが現時点(2023年2月)でいちばんこなれているのがR6であると判断して購入を決めました。
理由3 中古市場が充実
理由2の「コスパがいい」にも通じるのですが、R6は中古市場が充実しています。といいますのは、R6がリリースされてからほどよく時間が経過しているからです。
R6の発売は2020年8月です。2023年3月時点で見ると、発売から約2年半程度が過ぎています。さらに後継機種のR6 MarkⅡも販売開始されました。このタイミングで買い替える人も出る来ることでしょう。中古品が数多く出回ることが予想できます。
豊富に揃った中古商品の中から好みの一品を選べるチャンスが来ているのでは?と考えられます。
理由4 AF性能がいい
キヤノンはフルサイズミラーレスカメラになってから、AF性能がグンとアップしたと耳にしていました。特に瞳AFの性能がスゴい!とのレビューや生の声が聞こえてきていました。
R6にすればピント合わせが楽になって、撮れ高が上がるんじゃない?
R6にすれば、よりよい撮影結果が得られ、撮影も楽になるだろう・・・と期待して、購入を決めました。
理由5 高感度耐性
R6の高感度耐性の強さも決め手の1つです。「R6はISO感度が12800でもめちゃくちゃなめらか、全然ざらざらしていない」という使用者レビューを目にしまして、どれほどすごいのか自分の写真で確認したくなりました。
理由6 キヤノンのカメラから選びたかった
最後に、キヤノンのカメラから選びたかった・・・ということが挙げられます。わたしはカメラの勉強を始めたときからずっとキヤノンのカメラを使っています。メイン機材も一眼レフカメラの5DMark4です。
操作方法に慣れているキヤノンから選べば、もっとも乗り換えコストが低くなります。レンズ資産も活かせます。他のメーカーに乗り換える特別な理由もないため、やっぱりキヤノンでしょ!ということになります。
R6と購入比較検討したその他カメラ
R6で行く!と決断するまでに、いくつかのキヤノン製ミラーレスカメラも購入候補として検討しました。候補カメラのご紹介と、なぜ選ばなかったかをお知らせします。
対抗候補その1:R6 MarkⅡ
「R6かR5を買いたいな・・・」とぼんやり考えていた時にR6 Mark2発売情報を耳にして、単純に「最新機種ならすべてが良くなっているだろう、欲しいな。」と思ったんですよね。
でも、昨今の物価高を反映したと思われる価格を見たら、買いたい気持ちが失われていきました・・・。
対抗候補その2:R7
R7はフルサイズではなく、APSCサイズセンサーを使ったカメラです。一眼レフ時代に動くものを撮るためのフラッグシップ機であったEOS 7D MarkⅡの後継機がR7はと言われていまして、そこに心が動いたんです。
でもR7を買おうかどうしようか迷っているうちに値上げが実施され、買いたい気持ちが消えていきました・・・。
対抗候補その3:R8
R8は小型のフルサイズミラーレスカメラです。小型なので軽く、そこはとても良いです。しかし、小型化するためにバッテリーは小型になり、操作ボタンも少なくなっています。バッテリーが小さいと撮影持続時間が短くなりますし、操作ボタンの少なさは撮影のしやすさにおそらく悪影響を及ぼします。
ということでR8も候補からはずれました。それと発売日がちょっと遅かったです。(2023年4月14日 発売)
対抗候補その4:R5
R5は使ったらきっと素晴らしいんだろうな・・・とは思いましたが、それほど高画質な動画性能は今必要ないし、今のわたしにはややオーバースペックなのでは?との懸念がありました。
何より価格が高すぎると感じました。今のわたしにはカメラ本体に50万円弱を投資する資金はないため、候補からはずれました。
わたしがR6を購入したショップ情報
わたしはR6を買うと決めた後にいくつかのショップを比較しました。価格ドットコム、ヨドバシカメラ、キヤノンオンラインショップなど・・・。そうして最終的に、カメラのキタムラ楽天市場店で中古のR6を購入しました。
カメラのキタムラで直接購入することもできたのですが、その方法は選びませんでした。なぜカメラのキタムラ楽天市場店で購入したのか?その理由はズバリ、楽天ポイントが欲しかったからです。わたしが買った中古のR6には9000ポイントほどの楽天ポイントが付きました。
9000ポイント!これは嬉しい!
ちなみに楽天ポイントはとても使い勝手が良くて、取得したポイントは楽天市場のみなららず、街のお店でも使えますよ。
というわけで高額な楽天ポイント付与が決め手となり、わたしは楽天市場内のカメラのキタムラでR6を購入しました。
楽天市場内で中古カメラを扱うショップとしては、キタムラの他にマップカメラもありますよね。キタムラもマップも中古カメラ店として信頼しているので、どちらで買ってもよかったのですが、わたしが見た時点ではキタムラの方が付与ポイントが多かったのでキタムラにしました。
楽天市場で楽天ポイントをたくさんもらうためにはちょっとしたコツがあります。いちばん簡単なのは、「5と0のつく日」にエントリーしてから購入すること。これだけでポイントが2倍になります。
後は、ほぼ毎月開催される「楽天お買い物マラソン」または「楽天スーパーセール」のタイミングで複数店舗で買い物することです。この期間に複数店舗で買い物することで、ポイント付与率が2倍→3倍→4倍と、買い物する店舗が多ければ多いほど上がって行きます。この場合も「エントリー」の作業は必須なので、お忘れなきように!
実際にR6を購入して使ってみての感想
R6を購入しRF24-240mm F4-6.3 IS USMと組み合わせて使うようになり、スクールフォトの撮影が格段に楽になりました。
まず機材全体がめちゃくちゃ軽くなり、体の負担がグッと小さくなりました。撮影後の肘、肩、背中の痛みが気にならないレベルになったんです。
機材の軽さは撮影効率アップに大きく貢献しますね。
またR6のAFは、顔認証・瞳認識が一眼レフ時代に比べてものすごく性能アップしています。スポット1点AFでがんばらなくても、顔+追尾優先AFで瞳検出「する」に設定して、カメラ任せでほぼ正確に瞳にピントが合います。この瞳認識についてはまた別記事でレポートしますね。
新しい技術を盛り込んだカメラは、とても使いやすいです。R6買ってよかったです!