先日購入したキヤノン R6ボディに、どうがんばってもボディキャップが取り付けられなくて、半泣きになりました・・・。
買ったときはボディキャップがついた状態で届いているんだから、絶対くっつくはず!なんでつかないのーー!?
ちなみにボディキャップとは、カメラにレンズをつけないとき、マウント部に装着するフタのようなものです。
↓これがボディキャップです。
2時間ほどこねくりまわして、キャップがはめられない理由がわかり、問題が解決しました。どこかで同じように困っている方と後の自分のため、経緯と解決法を記事に残します。
前提1:キヤノンカメラのボディキャップはシリーズごとに異なる
まず前提として、キヤノンのカメラ製品のボディキャップはシリーズごとに異なります。
たとえばEOS R5やR6などのRシリーズのカメラ用には『R-F-5』というキャップが対応します。
EOS 5D Mark4やEOS 90DなどのEFマウントを持つカメラには『R-F-3』というキャップが対応します。
前提2:EF用ボディキャップとRF用ボディキャップは別製品
EFマウント用のボディキャップとRFマウント用のボディキャップは別の製品で、見比べると形も少し違います。
EFマウント用ボディキャップの『R-F-3』は厚みが厚いです。
RFマウント用ボディキャップの『R-F-5』は厚みが薄いです。
間違えやすい点:RFボディキャップはEFカメラに取付可能だがEFボディキャップはRFカメラに取付不可である
さて、私がいつまでもカメラにボディキャップをつけられない窮地に陥った原因がわかりました。問題はRF用キャップの汎用性の高さと、EF用キャップの汎用性の少なさにあったのです。
すなわち、RF用ボディキャップは、当然RFボディにつきますが、なんとEFボディにも取り付けられるのです。しかし、EF用ボディキャップはRFボディに取り付けることができません。
表にまとめますと、以下となります。
間違いがわかって問題解決
私がR6にボディキャップを取り付けられなかった理由は、R6ボディにEF用ボディキャップをつけようとしていたからでした!
そして、本来はR6にとりつけるべきRF用ボディキャップ『R-F-5』は、しれっと5DMark4に取りつけていました。RF用ボディキャップは5D系にもピタッとついちゃうんですよね〜w
RF用ボディキャップ、汎用性高い!優秀!
間違いに気づいた私は、5DMark4に装着されていたRF用ボディキャップ『R-F-5』をくるっとはずし、R6に装着しなおしました。ハイそうしたら、それはそれはピタッと何事もなくとりつけることができましたw。
原因が判明し、問題が解決しました!
ユーザーというものは、供給側が思いもかけないことをやってのけるものなんですね〜(汗)
結論:RF用ボディキャップは他のカメラボディにつけないようにしましょう
RF用の厚みの薄いボディキャップを何気なく他シリーズのカメラにつけないようにしましょう。レンズキャップやリアレンズダストキャップをついつい無造作に取り付けてしまいがちですが「どれでも一緒」ではないのです。きちんと扱いましょう。(自戒を込めて)
いやはや、一時は以下のようなキーワードで必死に検索しても何の情報もヒットせず、途方にくれました。
『R6 ボディキャップ 取り付け方』
『R6 ボディ キャップ つけ方』
しかし、ふとひらめいてというかやけになって5DMK4のボディキャップをはずしてR6につけてみたら、難なく取り付けできたんですよね。偶然です、完全に。
なにごともダメ元で試してみることは大事ですね。それと現場100回というか基本に立ち返ると言うか…。
もし、EOS R5、R6、R3、R7、R8、R、RP、R6 MarkⅡ、R10、R100などのRシリーズカメラのボディキャップがはまらなくて困ったら、EFマウント用のキャップをとりつけようとしていないか、今一度チェックしてみてください。