今日は、iPhone SE第2世代のカメラが持つ「Live Photo」撮影について詳しく解説します。
Live Photo撮影は、iOS 12以降のiPhoneで使える機能です。
Live Photoを使いこなせると、iPhoneでの撮影が3倍楽しくなります!iPhoneをお持ちなら、ぜひ使ってみてください。私は、iPhoneSE第二世代でLive Photoを使っています。
まずはじめに、Live Photoのメリットからお伝えします。
Live Photo3つのメリット
Live Photoを使うメリットは3つあります。
1.連写モードとして使える
Live Photoボタンをタッチすると、「ピッ」と音がして、タッチの前後1.5秒分が自動的に撮れるのです。動きのある被写体を撮影したらなら、高速で連写したような効果が出ます。
2.音を出さずに撮影できる
Live Photoを使うと、「カシャッ」という大きな音を立てずに写真撮影ができます。控えめな「‥ポッ」といった感じの音です。目立たず撮影したいときに助かります。
3.エフェクトで面白ミニ動画になる
Live Photoは連続する動きを記録しているので、エフェクトを適用すると、面白い動きをする動画になります。
Live Photoとは
Live Photoは、iPhoneの純正カメラアプリの機能です。保存されたLive Photoは、写真アプリで見ると、1枚の静止画に見えます。
しかし実際は、連続した複数枚の画像です。やり方を見つけて、加工するとミニ動画になります。表に見える画像の後ろに隠れた写真を切り出すことも可能です。
Live Photo画像の探し方
Live Photoと知らずに、Live Photoで撮影している人も多いのではないでしょうか。私のiPhoneの初期設定では、自動的にLive Photo撮影するようにセットされていました。
あなたも過去撮影画像を探せば、LivePhoto画像がいっぱい出てくるかもしれません。
LivePhotoで撮った画像の探し方は以下のとおりです。
- iPhoneで「写真」に行って
- 検索窓にliveと入力
- Live Photoの画像が表示される
↓以下は「live」で検索してLive Photo画像のリストが表示されたところになります。

次は、Live Photo画像の撮影方法と加工方法を解説します。
Live Photoで撮影するには
Live Photoで撮影するには「Live Photoモード」にする必要があります。
iPhoneを買って、何もいじっていなければ、初期設定はLive Photoモードになっているはず。
↓カメラ画面で、このアイコンが表示されていればLive Photoです。

もし、アイコンに斜めの線が入っていれば、Live Photoはオフになっています。
Live Photoで撮影すると「…ポッ」といった感じの可愛らしい音で撮影できます。
Live Photo画像の編集方法
Live Photoで撮影すると、自動的に連続撮影されます。しかし一連の続き画像は、写真アプリでふつうに見ると1枚の写真にしか見えません。
ただLive Photo画像には、左上に◉LIVEと表示されます。このしるしで見分けることが可能です。

↑この一見普通の写真にしか見えないLive Photo画像を、一本指で上にスライドすると、↓以下のようにエフェクトが表示されます。

Live Photo3種のエフェクトの効果
Live Photoには3つのエフェクトがあります。
エフェクト1 ループ
ループは、時間の流れどおりに再生を繰り返す動きです。一連の動きが終わると始めから再生を繰り返します。
エフェクト2 バウンス
バウンスは、行って戻る動きです。ちょっとコミカルな感じになります。
エフェクト3 長時間露光
長時間露光は、スローシャッターで長時間露光したような画像になります。なめらかな静止画です。
Live Photoから特定の画像を切り出す方法
Live Photoの連続画像から、特定の画像だけ切り出すことが可能です。
Live Photo 特定画像切り出し方
(1)LIVE Photo画像を選択し、「編集」をタップ

(2)編集画面下部の左側にある、◎のようなLive Photoマークをタップ

(3)連続写真が表示されたら左右にスライドして好きなポイントで止めます。

(4)止めたところで「キー写真に設定」をタップ、

(5)レをタップして確定。
隠れていたショットを切り出すことができました。

Live Photo要件
Live Photoが使えるのは、iPhone6S以上です。ちなみに、この記事で使った機種は以下のiPhoneです。
- iPhoneSE 第2世代
- iOS 14.3
Live Photoの面白エフェクトを人に見せる方法
Live Photoの面白エフェクトは、そのままでは自分のスマホ内でニヤニヤ楽しむだけです。
人に見せるには、動画としてSNSやブログなどの媒体に投稿する必要があります。
SNSの中で、特にTwitterはLivePhotoとよく連携が取れています。なので、いちばん楽に投稿できます。
Live Photo画像をTwitterに投稿する方法
TwitterでLive Photo動画を投稿する方法を紹介します。
まずはTwitterを開いて投稿画面に行き、写真添付の操作をしてください。

「すべての画像」をタップすると、カメラ内のフォルダー一覧が出ます。その中に「Live Photos」というフォルダーがあります。これを開きましょう。

Live Photosフォルダーへ行ったら、投稿したいLive Photoファイルをタップして選びます。

投稿画面にLive Photo画像が張り付きます。張り付いた画像の左下にGIFというアイコンが出ているはず。

GIFの斜め線をタップすると、GIF化されて動画に返信。再生ボタンが出てきましたね。
このまま「ツイートする」をタップすれば、動画として投稿できます。

まとめ
iPhoneのカメラ機能の一つ、Live Photoについて詳しく解説しました。
Live Photoの機能を使いこなしている人は意外と少ない印象です。
iPhoneには取扱説明書がないからでしょうか。自分で試したり調べたりしないと、かくれている機能が見つけられません。
私はiPhone SEをいじっていて、Live Photoのエフェクトを発見した時に、めっちゃ感動しました。
だから、この記事を読んでくれたあなたにもこの感動を体験して欲しいです。
ぜひ使ってみてくださいね。