本レビュー

書評『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』要約・レビュー(著・グレッグ・マキューン)

エッセンシャル思考

こんにちは、人生を良くしてくれそうな本を読むのが大好きなちゃんまり(@sugar_mariko)です。

今回はビジネス本「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」を読んだ感想をレビューにまとめました。全部読んだ上で、「ここは重要!これこそエッセンシャル!」と私が感じたポイントもわかりやくまとめています。

時間がない方は、この記事を読むだけでも、話題の本「エッセンシャル思考」のポイントをつかめますよ。記事を読むのにかかる時間は約4分。

ちゃんまり
ちゃんまり
ささっと読んでいってください!

「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」要約

エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」を読んだ後に、「エッセンシャル思考とは何ぞや」を一言でまとめました。

エッセンシャル思考とはすなわち、

「無駄を捨て、シンプルで本質的なことにだけ注力すれば、うまくいく」

という考え方のことです。

実は私自身、装飾的なことがあまり好きではありません。そのため、この考え方には賛成です。何ごともシンプルにした方が楽ですし速いです。

本の前半のPart1、Part2部分ではエッセンシャル思考がいかに良くて、エッセンシャル思考ではない人がいかに残念かについて、繰り返し反復し語られます。それもとても平易な言葉で語られます。読みやすい文章ので、どんどん先に読み進められます。

本書エッセンシャル思考の後半で説明がありますが、「繰り返しと反復」も、本質を身につけるためには大事な手法です。

前半も大事なのですが、私が「おっ?これは!」と、ついつい食い気味で読んだ記事は後半部分にありました。

エッセンシャル思考で前進し達成感と満足感を得る方法

「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」の後半には、今より確実に前進して、達成感、満足感を得る方法が載っています。

エッセンシャル思考のコツとして特に重要と感じたことを、以下にまとめました。

エッセンシャル思考を実践するコツ
  • ボトルネックの特定
  • 小さく始めて大きな成果を得る
  • 何度も繰り返す小さな行動が大きな変化につながる
  • 小さいことを繰り返していくことで目指す変化に近づける
  • 早く小さく始める
  • 難しいことから始める
  • 完璧を目指すよりまず終わらせろ
  • 進歩を目に見える形にする

小さな達成繰り返せば目標までの道のりは楽しく満足感に満ちたものとなる

エッセンシャル思考を実践するコツの中で、私が「まずはここからだな‥」と感じたのが「ボトルネック」の特定です。

ボトルネックの特定方法については、本文で触れられてはいませんので、自分で考えました。その結果が、手帳かスマホアプリでライフログを記録することです。

次にたまったライフログを眺めて、自分が時間をかけている行動を洗い出します。時間がかかる行動の中で、最終的なゴールに到達するのをブロックしたり、遅らせたりしているものがあったら、それがボトルネックです。

エッセンシャル思考を実行するためのツール「習慣」

エッセンシャル思考を実践するために、強力なツールとなるのが「習慣」のパワーです。

頭で理解しても、実際に行動を変えるのは難しいこと。しかし、誰にとっても難しい「行動変容」を「習慣」が助けてくれます。

習慣は妨害に打ち勝つための最強の武器だ。正しい習慣がクリエイティビティーを生む

同じことを複数回実行すると、神経細胞同士に新しい結びつきが生まれるそうです。

何度も反復することで神経細胞の結びつきが強化され、情報の伝達がスムーズになります。繰り返すことで習慣が確立され、行動することが脳に刻まれるのは、神経細胞の結びつきが強化されるという、こうしたメカニズムがあるからです。

そういえば、生物学者の福岡伸一先生も、著書「生物と無生物のあいだ」にて、「記憶とは書き込みできる領域やストックルームみたいなものではなく、ただの回路である」と書かれていました。

エッセンシャル思考の著者グレッグ・キューンも、生物学者福岡伸一先生も、同じことを表現していると思います。

毎日無理やりでもいいから、毎日休まず繰り返す。繰り返すことで神経回路が育ち、最初は難しかった行動が呼吸するように自然にできるようになる‥これが習慣のパワーです。

正しく使えば習慣は創造性やイノベーションを実現するためのエネルギーを与えてくれる。

自動化できるところは自動化しもっと有益なことにリソースを使ったほうがいい。

大事なことは繰り返して習慣にすると同時に、自分が繰り返すことに特に意味がない部分は、自動化して効率を上げることも大事です。

悪い癖を正しい習慣に変える

習慣には良い習慣だけでなく悪い習慣もあります。そして悪い習慣ほど、より強力にその持ち主に結びついています。しかし、断ち切るのが難しかった悪い習慣を正しい習慣に変える方法がわかってきました。

あらゆる習慣には「トリガー」「行動」「報酬」の3つの要素がある。
悪い習慣を変えるためには行動自体よりもそれを引き起こすトリガーに着目すべき。
トリガーを見つけて別の有益な行動と結びつけてやればいい。

悪い習慣を変えるためには、習慣行動の元である「トリガー」を、まず見つければよいのです。

悪い習慣を断ち切る具体例

それでは、悪い習慣を断ち切りたい人が、トリガーを見つけるための具体的な事例をご紹介しましょう。

【悪習慣の事例】

甘いものを食べるのをやめられない。

【発見したトリガー】

・会社帰りにケーキ屋を見かける
・見かけたケーキ屋でお菓子を買う

【トリガーに対しての反応を変更】

・会社帰りにケーキ屋を見かける
・ケーキ屋の向かいの惣菜屋でサラダを買う

「帰り道でケーキ屋を見かける」がトリガーになっているなら、トリガーである店舗を目にした瞬間に向かいの惣菜屋でサラダを買う!というように、トリガーへの反応を自覚して変えればよいのです。

他にも事例を挙げてみます。

【断ち切りたい悪習慣】

目覚めてすぐにメールチェックをしてしまう

【トリガー】

・目覚まし時計の音がメールチェックのトリガーになっている

【トリガーを変更】

・目覚ましが鳴った瞬間に本を手に取って読み始める

朝目覚めてすぐにメールチェックしてしまう悪習慣を変更したい場合の事例をご紹介しました。

ポイントは、悪習慣の発見→トリガーを突き止める→別の好ましい習慣に反応をチェンジする、ということですね。

実は私もかつて、体重が人生マックスに達した時に強い危機感を感じ、知らず知らず習慣チェンジを実践したいたことがありました。

それは

ちゃんまり
ちゃんまり
アイスクリームは月に2個まで

というものです。

体重マックスの時は、好きな時に好きなだけアイスを食べていました。しかし、このルールを自分に課してからは、なぜか体重が減ったのです。

「アイスを食べたくなったら、即アイスを食べる」というトリガーと反応が、他にも過剰に食物を摂取するという行動につながり、結果的に体重増を引き起こしていたのではないかと思われます。

悪のトリガーからの悪の反応、というループを断ち切ったことで、体重を減らすことに成功したのかもしれません。

新たに良い習慣を作る具体例

悪い習慣を断ち切るコツを解説しましたが、新たに良い習慣を作りたい場合の解決方法も、「エッセンシャル思考」は教えてくれます。

例えば著者のグレッグ・マキューンさんの場合は、「日記をつけたい」という要望を持っていました。しかし、どうしても続けられません。つい執筆を夜まで保留した結果、次の夜まで保留しつづけてしまいます。それならばと、まとめて2日分書こうとすると、負荷がかかり過ぎて結局書き出せません。

ちゃんまり
ちゃんまり
1日分だって書けないんですから、いきなり2日分を一気に書くなんて、多分無理‥!

2日分まとめて書こうとしたけれども心が折れて、結局そのまま全くやる気がなくなってしまったそうです。

ちゃんまり
ちゃんまり
よく聞く話です。「あるある」ですよね。

しかし、グレッグ・マキューンはあきらめませんでした。習慣を作るために新しい仕掛けを試したのです。

まず、バッグの中で、携帯電話の隣に日記帳を入れるようにしました。これならば、毎晩バッグから携帯を取り出して充電する時に、日記帳にも目が行きます。携帯電話と同時に日記帳も取り出し、数行だけ日記を書くことにしたのだそうです。

この取り組みを始めた後は、もう失敗知らずです。かれこれ10年は日記が続いているとのこと。

無意識のうちに、必ずとる行動を起点にして、「〇〇をやったら△△も一緒にやる」と決めればいいわけです。

新しく良い習慣を作って続けたい人は、自分が現在、意識せずについついやっているルーティーンな行動は何だろう?と行動を振り返ることからスタートしましょう。

上級者は「難しいことを最初」にを習慣化する

習慣化の上級者になると、1日の行動のうち「難しいことを朝イチにやる」よう、習慣付けています。難しいことに最初に取り組むことで、イノベーティブな大きな成果を上げられるようになるわけです。

この方法は、上級者でもない人が安易に取り組むと火傷します。

難しいことに取り組むと、難しいのでひたすら時間がかかってしまうのです!

私が考えた対策は「あらかじめ取り組む時間に制限をつけておく」こと。そしてとにかく決めておいた終了時間がきたら取り組みをやめて、えいやで仮説や結論を出す。

このやり方なら、ひとまずは、難易度の高いことに対してもチャレンジすることができます。難しいことに全く手を付けずに日々が過ぎていくよりよっぽどマシで、大きな前進になると思います。

習慣づくりを全部いっぺんに取り組もうとしてもうまくいかないので、1つずつ始めること

さて、習慣づくりは、いっぺんにたくさんのことに取り組もうとしても、うまく行きません。計画倒れに終わる可能性が高いです。

難易度の低い習慣目標を掲げ、確実にこなせるようになってから次の少しレベルの高い目標にチャレンジするようにすると、成功しやすいです。

あとは、習慣化をグループで取り組むのもいいですね。「今日もできた!」ことを、仲間に報告することで継続の後押しになります。

シンプルな人生は幸福

エッセンシャル思考の最終結論は、「シンプルな人生は幸福」です。

「シンプルな人生は幸福」とはダライ・ラマの言葉。ダライ・ラマもエッセンシャル思考を持っていたそうです。

シンプルな人生は満たされた人生です。幸福に生きるためにはシンプルであることが何より重要なのです。

ダライ・ラマ

やるべきことに注力すると、人生が充実し、楽しくなってきます。

ちゃんまり
ちゃんまり
ぜひとも、シンプルで、満たされた幸福な人生を生きたいものですね。

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