最近図解を作ったり、イラストを描いたりしております。
有名な「マズローの欲求5段階」を、カメラと写真に当てはめて、図解作ってみました。
生理的欲求/写真・カメラ版
マズローの欲求5段階説では、一番下位の欲求で、食べたい、寝たい、飲みたいなどの本能的で根源的な欲求のレベル。
食欲、睡眠欲、排泄欲、性欲など。
これを写真をはじめた人にあてはめると、以下のような感じかと思います。まだ初心者の段階。
- カメラの使い方がわからない→知りたい
- どこを押したらどうなるの?
- 絞りって何?用語もよくわからない
安全の欲求/写真・カメラ版
身の安全を求める欲求。雨風凌ぐ家が欲しい、健康で暮らしたいなど。
写真やってる人にあてはめると、基本的な使い方はわかるようになっている。もう初心者とは呼ばれず、次の段階に進んでいる状態。
- 新しいレンズを買いはじめる
- いろいろな場所に撮影に行く
社会的欲求/写真・カメラ版
安全も手に入れると、次の段階で人間は仲間を欲してくるらしいです。
写真を趣味とする人も、仲間を求め始める。
- フォトクラブに入会する
- 写真投稿サイトに投稿する
尊厳欲求/写真・カメラ版
仲間ができたら、次は他者から認められたくなるそうです。いわゆる承認欲求。
写真も結構思い通りに取れるようになってきて、褒められたりしたくなってくる頃。
- フォトコンで入賞したい
- いいね!が欲しい
自己実現欲求/写真・カメラ版
充分に承認されたら、次は自分の能力を発揮して、創造的な事をしたい欲求。
写真の世界で言えば、こんな感じかな。
- 自分にしか撮れない作品を撮りたい
- 個展を開く
- 写真集を作る
- 作家性が目覚める
自己超越の段階/写真・カメラ版
さらに、上の階層では、自己実現欲求も超えちゃって、「自己超越」のレベルに行ってしまうと、マズロー先生は唱えています。
この段階になると、自己の存在も忘れて、目的の遂行にのみ集中して取り組むようになるそうです。
ただ、この状態になる人は全人類の2%程度とか。
写真でいうと何だろう。全人類の2%しかいないらしいから、ちょっとよくわかりません(笑)
- エゴはない
- 見返りは求めない
- 熱中、没頭
- フロー体験
まとめ
有名なマズローの欲求5段階説ですけど、調べてみたらサンプル数が非常に少ない中から導き出された説らしいです。
エビデンスを出して、再現性がないと土俵にも上がれない現代の科学の世界で発表したとしたら、最初から無視されていたかもしれない。
あと、これ、下の階層を全クリアした後に上の階層に行くというものでもないらしいです。
下の方の低次の欲求が全部満たされていなくても、高次の欲求の段階にいる場合もあるらしいです。
全体的に、物語、パフォーマンスとしては面白いです。
ユニークな占いくらいの感じで楽しむのが良いのかもしれないです、マズロー先生のお言葉。
ちなみに私は安全の欲求くらいの段階ですね。