さて、パさんと別れた我々も、ぼーっとしてはいられません。
なにげに予定が詰まっているのです。
まずは酒の買い出し。
って、連日酒ばっかり買ってますね(笑
でも日曜日は商店がお休みで買い物ができないので、そこも見越して、みんなが、「もうお酒なくなっちゃったの〜?」とがっかりしない量の酒を用意しておく必要があるのです(笑
売り子のお姉さんが超キュートな地ビール店、Rarotonga Brewery
どうせ買うなら、地元ならではのもの、個性豊かなものを!
というわけで、ラロトンガ島で人気の地ビールショップに寄ってみました。
可愛くて、とっても感じのいいお姉さんが手早く、快く、テイスティング用グラスを準備。
お姉さんが可愛いだけでなく、地ビールの味もとても良い。
とってもさわやかで、香りが良く、新鮮な風味。
うーん、ほんとに可愛い♡
笑顔がステキ。
とりあえず3本買いました。
これだけあれば足りるでしょう。
地ビールの容器はペットボトルです。
このペットは、飲み終わったら要返却。
南太平洋の島ラロトンガでは、プラスチック容器の管理は本当にシビアに行われています。
鯨ウォッチングの名所BlackRock
Rarotonga Breweryから、そう遠くないエリアにホエールウォッチングの名所である風光明媚なBlackRockというビーチがあります。
せっかくなので、ここにも立ち寄ってみました。
うわー、海、超キレイです!
この透明感!
キラキラ〜!
鯨も…見えたみたいです。
みんなが見えたと言っていたので、多分見えてます!
私は…コンタクトレンズをコントロールし切れず、遠くにピントを合せられなかったので、見えたのかどうかよくわかりません!
白っぽく波が立ってた、あれが鯨のアクションが起こした波風だったんでしょう!
それなら見えた!
鯨の気配を見たよ!
一同、しばし海を見つめてそれぞれの思いにふける…。
このあと勢いでビーチにもちょっとだけ立ち寄りました。このビーチはアロアビーチ。
水着がないのに海に飛び込む自由人♡
遠くまで浅くて、おだやかでキレイで本当にステキなビーチです。
この日の午後に回った場所
クック諸島のダンス&ドラムレッスン
宿に戻った後も、休まずオプションのアクティビティ。
希望者のみですが、クックのダンスとクックのドラムの体験レッスン1時間。
女子はダンス、男子はドラムレッスン。
なぜか役割が決められてた☆
クックのダンスは、フラダンスとか、タヒチアンダンスと近いです。
スパリゾートハワイアンズとか、ポリネシア料理レストランTikiTikiとか行ったことありますか?
ああいったところで見られるダンスをイメージしてもらえば、だいたい同じ感じです。
先生は、ダンス競技会のチャンピオン!
スターナビゲーショントーク
ダンスの後は…
貴重な「スターナビゲーション」を実践しているサムさんのおはなし会。
「スターナビゲーション」とは、GPSやレーダー、コンピューターなどの現代の技術を使わず、夜空の星や、波、風など目に見えるもの、周りにある自然のみを指標として海上を航海する術です。
星の見え方や、波の大きさ、船体へのぶつかり方など、船を囲むあらゆる現象にアンテナを立てて、船の位置と向っている先、周囲の状況を判断します。
実際に、これはかつてポリネシアの民達が行っていた航海方法で、海図も羅針盤も使わずに目的地まで辿り着いていました。
陸上の500m先の場所に行くのにも、GoogleMapなしには行けなくなっている今の私には、ちょっと想像できないような、すごい話‥!
私がクルーだったら装備完備の船であっても、沈没させてしまいそうだな…。
このスターコンパスを使いこなすには、正確な知識と緻密なスキルが必要ですね…。
天文系の理解がさっぱり…の私は、ひたすら感心するばかりです。
潔いと言うか、何というか。
この技術を極めれば、今絶対必要と思っている、いろいろの事が不要になりますね。
手ぶらで移動って、憧れです。
とっても興味深く、良い話だったのですが、連日のハードスケジュールと時差ボケのため、一瞬気を失うメンバーもちらほら…
ディズニーのアニメ映画の「モアナと伝説の海」ご存知ですか?
舞台となる島がまさにクック諸島そのもので、映画の中でも星を基準に航海する描写が登場します。
よかったら、ご覧になってみてください。
うるまバーベキュー
ナビゲーション・トークの後は、バーベキューの夕食。
なんと数日前から肉をタレに漬け込んで、仕込んでくれていたんですよ、写真家の竹沢うるまさんが。
我々にサーブするために。
クック諸島では日本のように、スライス肉などは扱いがなく、かたまり肉を買ってきて自分でスライスするしかないそうです。
かたまりの肉をスライスするにはコツがあって、一旦冷凍した後、半解凍すると、薄くスライスするのにちょうどよい硬さになるんだとか。
さすがなんです。
いろいろと、きめ細かく手を掛けてくれていました。
優れた写真家は家庭料理家としても手を抜かないーー……!
でも、もしかしたら、ちょっと不便なくらいの方が、思考停止せず、知恵と工夫でいろいろチャレンジするから良いのかもしれないな、とふと思いました。
時間的制約のない中で、試行錯誤することこそが、現代では幸福なことなのかもしれない、それこそが富なのかもしれないなあ…って。
漬けダレも、オリジナル配合の手作りでしたよ。
これこれ、この右上のタッパ。隠し味に刻んだ香味野菜も入っているように見えます。
テラスに備え付けられたバーベキューコンロで、暗闇の中、ひたすら肉を焼き続けてくれていますよ!
お肉焼けたよ〜
きゃー、美味しそう!
これは豚肉。他に鶏肉や、牛肉もありました。
肉の上にこんな風に、可愛らしく葉っぱを載せるなんて、私、家では絶対やらないよ!
いい写真を撮るには、こういう細やかな気遣いが必要なんだろうなあ〜。
この写真、ひどすぎるんですけど、わかめスープです。
見えますか?
写真はひどいけど、味は良い。
味の良さ、伝わるかな〜
インスタントわかめスープ、持っていこうかな?と計画していたけど、結局持っていかなかった。
そしたらなんとうるまさんが作ってくれた…
わかめスープは母の味だなあ。
というより職人の味だった。
職人技の味。
あたたかいスープは幸福の味。
んでもって、焼き肉にはわかめスープだよなー!
ビールもあっという間に飲んじゃったね、結局。
3本じゃ足りなかったか。
このピクルスも手作り。
これも美味しかった!
ビールに合うし、ワインにも合う!
こってりしたお肉と好相性。
うるまさん、いろいろありがとうございます。おやすみなさい。
このあとかたづけは我々にてやらせていただきますです、ハイ。‥
いやいや、2日目も盛りだくさんで楽しかったよー!
といいつつ、興奮冷めやらないため、ゲスト達(我々のことね)2次会に突入。
東京ドライなんて書いちゃってさ。
でも違うの。
だけど飲み口にKANPAIなんて、控えめにプリントしてあって、なかなかセンスが良い。
みんなテンション高く、なかなか宴は終わらない。
翌日もハードスケジュールなのにね。
次回、クック諸島アクティビティレポート2018【その4】クロスアイランドトレックに続く!