クック諸島 PR

クック諸島アクティビティレポート2018【その2】ムリビーチの宿と島の仙人「パ」さんと森歩き

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

空港から、ちょこっと宴会用の酒を買い出しにリカーショップに寄った後、まっすぐお宿へ向かいました。

ところでクック諸島は南半球にあるため、季節は日本とは逆で、8月は冬です。

でも比較的赤道に近い南国だから、日本の真反対にあるニュージーランドほどは寒くないだろう、沖縄の冬くらいの感じなのかな(冬の沖縄行ったことないけど)。

薄手の長袖くらいがあれば、いいのかな。

と予想して向かったのですが、到着した日は天気が良くて、日が高いうちはかなり汗ばむような陽気でした。

とはいえ、日本が全国各地で40度前後の猛暑記録を出した、この2018年7月ほどの強烈な暑さではありません。

体感的には日当たりが良いところで30度くらいかな?という程度です。

また、日が落ちると格段にひんやりして来るので、夜には羽織るものが必要でした。

私の予想、だいたい当たっていました。

クックでのお宿

お宿は「ヴィラ」形式の施設です。
ヴィラというのは、別荘みたいな感じの宿を言います。

ヴィラは複数の個室+共有スペースという構成になっており、ホテルとは違って、生活するように滞在することができます。

ベッド+シャワー+トイレの部屋、ベッドだけの部屋がいくつかあり、ここは個人で使うスペースになります。

私が使っていた個室です

その他にシャワー&トイレ、キッチン、リビング、テラス、洗濯物干し場などがあり、ここは共有スペースです。

なんとなく、シェアハウス的な感じかな。

キッチン

当初の旅の設計では部屋は二人で一部屋使用の予定でしたが、参加人数が減ったので、一人で一部屋を占有することができました。
おかげで、とても快適に過ごせたのであります。

キッチンにはこれでもか!と食器や台所用品も揃っていました。

それだけでなく、大型冷蔵庫が備え付けられていて、電子レンジやオーブンなどの調理家電もあり、ガスコンロもなんと5つ口!
(点火にはチャッカマンが必要ですが。)

Photo by Nagu

充実の設備です。

冷蔵庫に食材ぎっしりですけど、これらの生鮮食料品は先に現地入りしている、うるまさんと現地コーディネーターのO崎さんが準備してくれていたのでした。

自炊したい場合はホテルよりも、こうしたヴィラの方が過ごしやすいと思います。

個人で一棟借りるとなると割高でしょうから、家族や、気心知れた仲間との旅行の時に限られますかね。
条件が合えば、おすすめです。

でも今回のツアーメンバー全員、初対面からの共同生活でしたが、トラブルなく快適に楽しく暮らせましたので、気心知れてるかどうかはそんなに気にかけなくても良いのかもしれないです。

そして猫付き!

部屋の外にはかわいい顔した、ひとなつこい猫が住んでいて、外出から変えるとすりすり、様子を見に来てくれました。

クックの素敵な海岸ムリビーチ

夕暮れのムリビーチ at ラロトンガ島 in クック諸島

宿があるエリアは「ムリ・ビーチ」という場所で、遠浅で穏やかなとても美しい浜が広がっています。
うーん、美しい。

宿泊施設やツーリスト向けの飲食店や商店も多く、ビーチで遊ぶためのサービスも豊富です。

初日の夜は、このムリビーチ沿いにあるレストランで夕食をいただきました。
とっても素敵なロケーション。

Sails Restaurant & iSo Bar, Muri Beach

みんなが見下ろしているのは、お店のすぐ下の砂浜に降りて、はしゃいでいる私です。

メインの食事、私はイカのパスタを選びました。味つけはトマトソース。

味的には…もう少しスパイシーなら良かった。

クックで外食すると、たいていの味付けが、私の好みドンピシャよりやや甘いです。

あまり甘い味付けが私は好きではないので、クックでの外食はちと苦手、という結論。

Photo by Ayako

みんなでシェアした、盛り合わせプレート。
強烈なピンクの食べ物はポテトサラダ。

汁物っぽいのは、イカマタ。
魚とココナッツミルクを和えた料理。

全体的にクリーミーでスイートな味わい。

私はもっとパンチが欲しかった…。

今度、クックに行く時があれば、チューブ香辛料をガンガンに持っていこうと思います。
ここに和辛子をプラスしたら、結構イケた気がする。

ムリ・ビーチのロケーション

ラロトンガ島map

ムリビーチは、島の東側に位置するので、このエリアからは朝日がよく見えます。

宿のテラスからも、毎朝登ってくる朝日を感じることができました。

ムリビーチのワンコ

ビーチには、謎のワンコが暮らしていて、どこからともなく現れて、しばらく遊んだり、寄り添ったりした後に、去っていきます。

飼い犬なのか?

野良なのか?

謎です。

でも、人懐こくて、大人しくて、とっても良い子ちゃん。

ただ、良い子なのは朝〜昼までらしく、夜にはクックのワンコは豹変するらしいです。

「夜の犬には気をつけてください」

と、島に完全に馴染んでいるうるまさんから注意喚起がありましたので、夜は外に出ないようにしておりました。

あ〜あのワンコ達にまた会いたいなあ〜。

朝食は朝日の見えるテラスで

ムリビーチ側の宿に滞在している間中、天気が良くて、毎朝のように東から登ってくる太陽を楽しむことができました。
なんとも言えない空の色がとってもキレイ。
微妙に雲がかかっているのもヨイ。

1日目の朝食はコーヒー、ゆで卵、苺ヨーグルト、マフィン、マンゴー、アイランドオレンジ。

島のフレッシュな果物が最高にウマい〜!

さて、気持ちの良い朝食をいただいた後は、早速旅のハイライト的なアクティビティに向かいます。

島の仙人、パさんと森歩き

パさん登場!

到着の翌日から、いきなり濃い体験!

島の仙人的存在、「パ」さんと森を歩くツアーです。

いや〜、パさん、お会いしたかった!

両手を前で合わせるこのポーズが、パさんのキメポーズ。

パさんをご存知かしら?

パさんは、クックでは超有名人で、スターというか、アイドルというか、伝説的な人です。

島の道路ではあちこちに「パさんと歩くトレッキングツアー」の案内看板が立っています。

日本の旅行会社でも、「パさんと歩くツアー」を主催しているところがあるようです。

「パ クック ツアー」のようなキーワードで検索してみると引っかかりますよ。

もうご高齢なので、頻繁な森歩きツアーは一旦引退されたそうです。

しかし今回はものすごく特別に、我々のグループだけを相手に、単独でガイドしてくれました。

パさん、ありがとうーーーー!

パさんは大変植物に詳しく、ラロトンガ島のそこらへんに生えている植物の薬効を、ひとつひとつ丁寧に解説して行きます。

身にまとっているのも薬効のある植物。

パさんの庭のノニ

Noni tree at Pa’s garden

まず最初はパさんの庭に生えている「ノニ」の説明。
この写真の大きな木が「ノニ」です。

ノニ、ご存知でしょうか。
日本では、タヒチからノニジュースの形で輸入されているものが馴染み深いですよね。

パさんの庭でにはノニの木があり、フレッシュなノニの果実がたわわに実っていました。

ノニはがんにも何らかの効果があるらしいです。特に胃がんをやっつける働きがあるとか。

ビンに入っているのが熟成中のノニ。
見た目は、山芋がじゃがいもくらいの大きさになって、さらに毛が生えてぶつぶつになったみたいな感じ。

パさんが手に持っている液体がノニジュース

超まずいけど、とても身体に良い。

うるまさんも嫌そうに飲んでますね(笑

ノニの効き目

ノニは万能薬で、皮膚に擦り付ければ日焼け止めや虫よけにもなります。

髪にもいいらしい。

「髪にノニ付けると、僕みたいな髪型になるよ。やってみる?」
とパさんから提案されたので、
そんな面白いこと、やってみるしかないよね!と一人トライ。

Photo by Nagu

パさんがノニを私の頭にぐりぐり馴染ませているところ。

他のみんなは引いてたけど…

ノニ、ほんとに効果すごいよ!
ノニを頭にこすり付けてから、髪質変わったもん!

すごいしなやかで健康になった!
混じりけなしの天然の有効成分の効き目は確かだぜ!

ただ、ノニの臭いは強烈でありました。

例えて言うなら、奈良漬ですかね。

頭に奈良漬を一パックむきだしで乗っけてるみたいな強い芳香です‥

でもそれに耐えさえすれば、健康で美しい髪が手に入りますよ〜。

ノニは、日本でも各通販で入手可能です。
スーパーフードのノニ、あなたも是非に!

あなたのためですから!

パさんは、サービス満点。
我々に、いろいろなもぎたてのフルーツを、即座に収穫して、食べさせようとしてくれます。

棒持ってフルーツを落とすのは、なぜかうるま様の役目。
うるま、がんばってます!

見事ゲット!
このフルーツの名前は、サワーサップ。
まだ少し若いので、もうちょっと熟れてからいただきましょう。

こんな調子で、なかなか先へ進まない…

 

 

 

どこかへ向かう途中、黒ブタにちょっかい出したり…
ブタ、怒ってるな。

魔法陣みたいな秘密の場所に案内していただいたり…

これはスケジュール通りなのか?あるいは脱線なのか?

パさんと共に森へ

いろいろ盛り沢山な中、いよいよ森へ向かいます。

パさん、優しいの。
女子は絶対サポートする。
女子が好きとも言う(笑

パさんが手にしているのは、虫よけの葉っぱ。
そこら辺に生えてたヤツを手折ってました。

物理的に、これで虫を追い払うのだ。
パさんはワイルドなんだぜ。

この葉っぱ何だったかな?
なにか、いい匂いがする葉っぱ。
いろいろたくさん一時に教えてもらったから、忘れちゃったんだぜ。

途中に咲いていた美しいお花。

おっと、さっきまでのんびりだらだら歩いていたのに、急にワイルドサイドウォークになったぜ。

沢も越えるのか。

結構、きびしい傾斜なんだぜ。

パさんが、我々をこのような奥深い森に連れて来てくれたのは、これも目的だったみたいです。

これ、「モダマ」という、豆の一種。

これを、10秒熱湯で煮沸して消毒。

で肌身に付けていると、電磁波をブロックできるそうです。

へえええー!

さて、充分森で遊んだので、パさんのお宅に戻ります。
帰りは車でGo!

パさんの奥様お手製サンドイッチでランチ

食べかけですみません。
奥様のお手製サンドイッチ。
とってもナチュラルでオーガニックな味わいでした。

なんでも、若い頃パさんは自力で泳いでタヒチまで行こうとしたことがあるんだそう。

そのチャレンジは新聞記事にもなって、期待されていたんだけど、途中でサメに襲われて超ヤバイ!

となったところに謎のイルカがあらわれて、サメにアタックしてやっつけてくれた!

さらになんと、そのイルカちゃんは、パさんを支えて引っ張って、ゴールするまで助けてくれたのです!

Oh! そんな超ファンタジックな出来事があったなんて!

で、そのお話を、画家であるパさんの奥様が絵本にしました。

コーディネーターのO崎さんが、持っているのがその絵本。
小さくてわかりにくいけど、イルカ達がとてもキュート。

dav

ああ、ヤバイ、パさんがしょんぼりしてる‥
私がパさんをしょんぼりさせることを言っちゃったからなのよね。

パさん、ごめんなさい!
そんなにしょんぼりしちゃうなんて‥
ワタシ的には褒め言葉だったんです!
本当です。

でもしょんぼりしてるパさんもキュートだぜ。

楽しい時間はあっという間に過ぎて、パさんは自家用車(?)を運転してさっそうと、どこかに出かけていきました。
仙人だけど、多忙なビジネスパーソンなんですよね。

読者のみなさん、パさんのこと大好きになったでしょ?
パさんから超プラスのエネルギーが発せられていて、お会いすると癒やされて元気になるの。
これが仙人の力なんだね。

パさんに会いたい人は、ぜひクック諸島にお出かけください!

その2は、ここまでー!
この続きをどうぞお楽しみに!

クック諸島ツアー体験談!日本からラロトンガへの行き方レポート2018【その1】2018年8月末に南太平洋の孤島、クック諸島に旅行に行きました。旅行期間は約10日。 実は私、クック諸島どころか海外に行くのが久しぶり...
写真家竹沢うるまと過ごしたクック諸島滞在記(個人的な心情編)2018 08/23-08/31こんにちは、現在定職に就いていない無職のまりこです。 2018年8月、太平洋南半球の小島、クック諸島に行ってきた。 移動時間含めてトー...
ABOUT ME
ちゃんまり
東京在住・国際ポートレート協会認定プロフェッショナルポートレートフォトグラファー ご相談ご依頼はお気軽にどうぞ。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です